【県病だより】ALS(Advanced Life Support)研修を行いました
2024.10.03 更新
9月10日にALS(Advanced Life Support)研修が行われました。
ALS研修は二次救命処置のことで、救急車で搬送後、病院内で医療従事者のチーム医療で行われる高度な治療です。 内容として、心肺蘇生、電気的除細動、薬剤の投与などがあります。この研修には36名が参加しました。
急変時の救命には現場のチーム力が重要になるため、参加者がグループごとにわかれ、講義のあと、BLS(一次救命処置)と除細動の演習を行ったあと、シミュレーション演習を行いました。
※BLSとはBasic Life Supportの略
BLS演習
胸骨圧迫は1分間あたり100~130回のテンポで約5cm沈み込む深さとなるように気をつけて行います。
除細動演習
バッグバルブマスクを使用した換気では胸部が上下しているかも観察します。
シミュレーション研修
声をかけて意識の有無を確認しています。
胸骨圧迫をしています。
心電図の波形を見ながら脈拍の再開を確認しています。
心拍再開を確認しています。
役割を分担し、記録担当は時間と処置や患者さんの状態を記録します。
実践に活かせるように演習の振り返りをしました。
参加者の感想
- 急変対応ではチームワークが重要になることを学んだ。
- 落ち着いて対応していくことが大切だと学んだ。
- これからも常に意識をアップデートできるように研修会や勉強会に参加していきたい。
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