青森県立中央病院

【県病だより】心身ともに健康になる呼吸って?

2025.04.17 更新

健康推進室の健康運動指導士がお勧めする、毎日を元気にする良い呼吸方法

老いた肺ほど、浅く速い(回数の多い)呼吸になる傾向があります。逆に若い肺ほど、深くゆっくりした(回数の少ない)呼吸になります。老いた肺と若い肺の違いは呼吸の数にあらわれます。
あなたの呼吸数は???

誰でもできる 自然に呼吸を減らす方法

肺は自力では伸び縮みできない、ただの”空気袋”のようなものです。肺を伸縮させているのは、約15種類の呼吸筋と呼ばれる筋肉たちです。これらが硬くこわばってしまうことが、深い呼吸ができない原因になります。
これから紹介する呼吸ストレッチは呼吸筋を柔らかくし、意識せず自然に深くゆっくりとした呼吸ができるようになる手助けをしてくれます。

1. ウォーミングアップ

① 肩を上げながら鼻からゆっくり息を吸います。
② 肩を下げながら口からゆっくり息を吐きます。
③ これを5回繰り返します。

【円を描くように肩を動かそう!】

 

2. 吸う筋肉のストレッチ①

① 首を横に倒しながら反対側の手を斜め下に伸ばしていき、鼻からゆっくり深く息を吸います。
② 息を吸いきったら、口からゆっくり息を吐きながら元に戻します。
③ これを5回繰り返します。

【左右両方行います】

 

3. 吸う筋肉のストレッチ②

① 足を肩幅に広げます。
② 組んだ手を前に突き出しながら背中を丸めます。同時に鼻からゆっくり深く息を吸います。
③ 息を吸いきったら、口からゆっくり息を吐きながら元に戻します。
④ これを5回繰り返します。
 

4. 吐く筋肉のストレッチ

① 足を肩幅に広げます。
② 腰の後ろで組んだ手を伸ばしながら胸を張り、口からゆっくり息を吐きます。
③ 息を吐ききったら、鼻からゆっくり息を吸いながら元に戻します。
④ これを5回繰り返します。

【肩甲骨を中央に引き寄せるように】

 

参考:NHK あしたが変わるトリセツショー

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