【県病だより】「おむつマイスター」認定試験が行われました
2024.11.28 更新
11月11日(月)、適切なおむつ交換をするために基本的な特徴を理解し、おむつによるスキントラブルや尿漏れが起きないよう、適正な選択、適切な装着技術を習得するとともに、看護の質向上と排泄ケアへの意識改革を図るため、当院が使用しているおむつメーカーによる、花王「おむつマイスター」認定試験が行われました。
花王「おむつマイスター」は、おむつの基本的な知識を有し、おむつの装着に対しても充分な技能がある方を言い、講義と実演習のあと筆記試験と実技試験を行い、合格者には認定証とピンバッジが与えられます。
当院では今回試験に参加した33名全員が「おむつマイスター」に認定されました。
【「おむつマイスター」認定ピンバッジ】
講義
おむつや尿取りパッドの特徴や容量など、基本的な知識を学びます。
実演習
座学が終わったら、おむつの装着方法のデモンストレーションを受けて、実際に受講者がお互いに装着し合います。
認定式
33名全員が合格しました。
参加者の感想
- 参加してよかったです。おむつや尿とりパッドの特徴とか装着方法がきちんと理解する場がないので、こういう機会があってよかった。
- おむつの装着について改めて学ぶことができ、良い機会となった。スタッフへ正しい装着方法を伝えられるおむつマイスターになりたい。
- とてもわかりやすく楽しい講義でした。実際に装着し合う方が身につきやすいと感じました。
- 試験に対してプレッシャーを感じていましたが、合格することが出来て嬉しかったです。
- 自分で排泄できない患者さんにとって、少しでも楽に快適におむつ交換ができたらいいなと思います。早速習ったことを実践に活かします。
今後の展望
今年度は各部署に2人程度のおむつマイスター配置となりましたが、来年度以降もおむつマイスターを増やし各病棟3人程度配置し運営していく予定です。おむつマイスターは、各部署のエキスパートとして、おむつの適正使用・皮膚トラブルの予防・排泄ケアの向上に力を注ぎ、自部署そして院内全体の看護の質向上に努めてまいります。
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