取材デビュー 研修会『ワールド・カフェ』に参加して
初めまして、4月から青森県病院局運営部に採用になりました木浪 安駆里です。
私は、経営企画室に所属しています。今回、2021年度新採用多職種連携教育研修ワールド・カフェに参加しました。経営企画室では広報を担当していますので、私がこの研修会で学んだことをご紹介します。
当院では、職員のレベルアップを図るため各種研修会が実施されていて、今回の『ワールド・カフェ』では、さまざまな職種の人と共通の話題での対話を経験することで今後の多職種連携の垣根を取り払うことを目的としています。
医師、看護師、医療技師や事務職員などさまざまな職種が集まるため、ほとんど話したことのない方ばかりで初めは緊張していましたが、「ワールド・カフェ」の名のとおりカフェにいるような感覚で会話を楽しみながら、多職種との交流を深めることができました。
「患者さんが心から満足する医療とはどのようなものなのでしょうか?」というテーマで会話をしていても、職種が違えば捉え方や考え方、求めるものもさまざまで、私は、事務職員としてできることは何かと考えましたが、医療従事者のみなさんからの意見に圧倒されました。
採用になってから約2ヵ月半が経ち業務にも慣れはじめ、日頃のストレ… やりがいについて話す場面もあり、これからの青森県の医療のために共にがんばっていこうと語り合いました。
また、今回の研修で他の職種の方と業務でかかわる際は、コミュニケーションをしっかりとることの重要性を理解することができました。
4月に同じく青森県病院局運営部に採用になった同期3人にも『ワールド・カフェ』に参加した感想を聞いてみました。
総務課 今野 友梨香 主事
「初めて運営部以外の同期と会話したのですが、知らないところで他職種のみなさんがいろんな連携を取っていることがわかりました。職種でそれぞれ違う悩みもあれば同じような悩みがあることをお互いに知ることができて、楽しかったですし有意義だったと思います。運営部ももっと他職種のみなさんと距離を縮めていきたいと感じました。」
管理課 辻 紋加 主事
「(ワールド・カフェに参加して)普段話すことのない医療従事者とコミュニケーションをとる良い機会となりました。実際の現場の声を聞けたり、高品質な医療を提供するため他職種とどのように連携してくべきかじっくり考えることができました。」
医事課 有馬 輝由 主事
「4月から働き始め、正直不安なことばかりで孤独な気持ちになる時間が多かったです。その中で当日同じように悩んでいる仲間が多く、「自分だけじゃないんだな」と少しほっとしました。しかし、私よりも深刻に悩んでいた仲間もいたので、そういった仲間を適度にサポートできる力を身に着けていきたいと思います。」
これからも当院ではさまざまな研修会が行われ、また、日々業務に励んでいます。
次回以降の研修や日々の業務に関しても、私がご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてください。