【県病だより】確かな技術を身につけるために ~新人ナース「安全な静脈注射」研修~
2026.06.11 更新
4月16日、17日の2日にわたり、毎年行われている新採用看護師を対象とした研修「安全な静脈注射Ⅰ-①、Ⅰ―②」が行われました。この研修は、安全な静脈注射・採血の知識と技術を学び、根拠に基づいた実践ができることを目的としています。

16日の講義では、「解剖学知識」「感染予防」「針刺し予防」「トラブル時の対応」といった基礎知識をしっかり学びました。17日はグループに分かれ、「採血」「静脈注射や点滴をするまでの準備」「末梢静脈路の血管確保」などの演習に臨みました。
各グループには、IVナースインストラクター、アドバンスインストラクターがつき、実践に即した注意点や確認事項を丁寧にアドバイスしていました。新採用看護師たちは手元の資料を確認しながら、真剣な表情で演習に取り組みました。
採血
正確な血管選択と穿刺、逆流の確認・固定などが必要です。患者確認の徹底、痛みを最小限に抑えつつ、針刺し事故を防ぐなどに注意をします。




ミキシング(薬剤の混合・調製)
薬剤名、濃度、指示量などに間違いがないか確認の徹底や薬液の「異物混入・変色の確認」などに気をつけます。

プライミング(回路内の気泡抜き)
気泡が血管内に入ると重大な事故(空気塞栓)につながる可能性があるため、輸液のルート内に気泡が入らないよう、薬液を満たす工程です。


参加者の感想
- 採血や静脈注射は、血管の位置を把握することが難しかったり、駆血帯を外すのを忘れてしまったりと、ナーシングスキル等での復習や練習が必要だと思った。薬剤の混注では、シャドーイングでよく見ていたこともあり、スムーズに行うことができ、少し自信につながった。
- 動画視聴と演習を交互に行い、インストラクターから丁寧な指導を受けることができ、何度も繰り返し練習することができた。
- 手順をペアと丁寧に確認しながら、疑問点は指導看護師の方へ確認することで、適切な手技について理解を深めることができた。指導看護師の方が、ポイントや留意点についても丁寧に教えてくださり、とても良かった。
- 実際に使用している物品と、指導者の方からの助言が的確であり非常に大きな学びを得ることができた。モデルを用いて手技の練習を行ったが、実際の血管の感触はまた異なることを想定し、技術向上に努めていきたい。
採用情報
- リクルートサイト『Join Us』には、看護師をはじめ、初期研修医、専攻医、医療技術職員の情報を掲載しているほか、勤務条件や採用日程などについてもご覧いただけます。

