【県病だより】医療機器のスペシャリスト ~臨床工学技士~
2022.09.01 更新
当院には、様々な資格を持って医師や看護師とともに、医療を支える医療技術職員がいます。
今回は臨床工学技士を紹介します。臨床工学技士は、医療機器のスペシャリストです。
Medical Engineer(ME)または、Clinical Engineer (CE)とも呼ばれています。
現在、当院のスタッフは、13名(男性9名・女性4名)です。
主な業務
人工透析業務、ICU/EICU業務(集中治療領域)、心臓カテーテル業務、心臓植え込みデバイス業務、人工心肺業務、ダヴィンチ業務、術中モニタリング・ナビゲーション業務、NICU業務(新生児集中治療室)、人工呼吸器関連業務、幹細胞採取業務、高気圧酸素療法業務、院内の医療機器管理業務などです。
人工透析の穿刺の準備をする様子
体外式膜型人工肺(ECMO)を操作する様子
人工心肺装置を操作する様子
日々の業務で気をつけていること
スタッフの一人は、「人工透析業務やペースメーカー外来では、患者さんと話す機会がありますが、治療内容や使用する医療機器について丁寧に説明することを心がけています。」と話していました。
研修会や勉強会
医療機器の取り扱いについて、業務部門毎に担当者を決め、年間を通して研修会や勉強会を行っています。
また、全国で行われる研修会・学会等に積極的に参加して、最新の医療を学び、当院に取り入れられるよう日々勉強しています。
採用
現在、臨床工学技士の募集を行っております。その他の正職員の募集【看護師(助産師)・医療技術職員】についても下記をご覧ください。
また、当院リクルートサイトでは、臨床工学技士の他、看護師、医師や医療技術職員の仕事がご覧いただけます。