【県病だより】令和4年度 第1回災害医療機能別訓練が行われました
2022.07.14 更新
令和4年7月8日(金)、当院で災害医療機能別訓練を実施しました。
この訓練は、10月実施予定の院内災害医療総合訓練、及び東北ブロックDMAT参集訓練に向け、研修を兼ねて行われたものです。
今回は、基幹災害拠点病院である当院災害対策本部の設置・運用について、訓練を行いましたので、その様子を紹介します。
訓練の様子
災害時における当院の役割や体制、災害対策本部の活動内容について説明する伊藤総合診療部長
都市ガスが止まっているという想定の下、入院患者への食事提供について、栄養管理部等の状況を確認する情報班
災害時の記録(クロノロ)
※クロノロとは、クロノロジーの略称で、災害時の活動内容や情報を時系列に記録することです。
総括・ふり返り
小笠原災害医療管理監から、東日本大震災において派遣DMATとして被災地で活動した際の経験や教訓、災害対策本部の陥りやすい状況などについて説明があり、災害発生時に的確に対応するためにも、訓練の積み重ねが重要であることを強調していました。
参加者からは、「今後も訓練(研修)を行ってほしい。」「災害医療対応マニュアルを事前に理解しておく必要がある。」との声が聞かれました。