【県病だより】IVナースインストラクター ~静脈注射の実施に関する教育~
2022.07.08 更新
当院の看護教育システム『静脈注射の実施に関する教育体制』のIVナースインストラクター研修が6月15日~17日に、手技テストが6月29日に行われました。
IVナースインストラクターになるには、5つ条件を満たす必要があります。
①主幹看護師、主任看護師、またはクリニカルラダーレベルⅤ看護師であること
②静脈注射に関するマニュアル等を習得していること
③ナーシング・スキルの静脈注射に関する必要な項目を自己学習し、各項目のテストで100点となるまで実施すること。
④IVナースアドバンスインストラクターから静脈注射の実技指導を受けていること
⑤静脈注射の手技テストで合格すること
④IVナースアドバンスインストラクターから静脈注射の実技指導
6月15日~17日の研修には、①~③の条件を満たした14名の看護師が参加しました。
※実技指導を行うIVナースアドバンスインストラクターは、当院の専門認定看護師です。(急性・重症患者専門看護師、がん化学療法認定看護師など)
テープ固定方法を説明している様子
透明ドレッシング剤の固定方法を説明
⑤静脈注射の手技テスト
6月29日には、①~④の条件を満たした12名が、4つのグループに分かれて手技テストに臨みました。
手技テストの様子
研修を終えた参加者の感想です。
・手技テストは緊張しました。
・普段の業務と同じでも、1つ1つの確認が大事だとあらためて感じました。
・実技指導では、IVナースアドバンスインストラクターから的確なアドバイスをいただきました。
この手技テストを合格すると、IVナースインストラクターに認定され、部署の新採用者へ実技指導をしていく役割をもちます。また、今後も同レベルの看護師には、この研修を行ってまいります。
看護部教育体制について
当院クリニカルラダーでは、レベルⅠ~レベルⅤに応じた教育システムが充実しており、今後も看護部として全体的なレベルアップに努めてまいります。また、リクルートサイトでは、看護師、医師や医療技術職員の仕事などがご覧いただけます。