【県病だより】原子力災害医療訓練を行いました
2022.06.09 更新
令和4年5月31日(火)、原子力発電所で被ばく・汚染傷病者が複数名発生したとの想定の下、当院で傷病者を受け入れる際の関係機関や院内の各部署との通信・連絡訓練を実施しました。
原子力災害医療に関係する救命救急センター所属の医師・看護師、運営部事務職員など合わせて8人が参加し、事業者からの要請や搬送・受け入れ準備等の手順を確認しました。
訓練の様子
(訓練の概要を説明)
(情報の共有)
(救急搬送予定者の状況確認)
(聞き取りメモ)
参加者の感想
- 医師
今回の訓練では、看護師に電話対応をしてもらい、詳細な情報を聞き取ってもらえた。そのため、受け入れ前の評価や状況を整理し、考えながらシミュレーションできたと思う。 - 看護師
災害時を想定した訓練で、普段の救急患者の受け入れと違う点があり、いざ災害が起きた時のために訓練を通して今後も学んでいきたい。 - 事務職員
災害時の被災者受け入れを想定した訓練ということで、普段は聞き慣れない医療用語が飛び交い、少し雰囲気に圧倒された。いざという時の備えとして、訓練を定期的に行うことが重要だと思った。
当院では、原子力災害拠点病院として適切に災害医療を提供できるよう、今後もさまざまな災害を想定した訓練を実施する予定です。