【県病だより】命をつなぐ現場を体感! ~高校生救急医療体験セミナー 2026~
2026.06.25 更新
2026年6月21日、高校生を対象にした救急医療体験セミナーが開催されました。
このセミナーは、救急医療の基礎となる心肺蘇生法等の体験を通して、本県の将来を担う若い世代が、医師、看護師、救急救命士など医療に関わる職種を志望するきっかけとなることや、救命手当の普及を図ることで青森県の救命率向上につなげることを目的としています。
市内の高校生30名が参加して、実際の医療機器に触れ、シミュレーターを使い、救命現場を想定した体験をしました。

体験の様子
1.心臓マッサージ・AED(自動体外式除細動器)体験
心肺停止又は呼吸停止に対応する一次救命措置体験です。医療職でない一般市民も正しい知識と適切な処置の仕方を知っていれば誰でも行うことができるものです。指導にあたったスタッフから目の前で人が倒れた時の対応の手順、心臓マッサージのポイント、AEDの使い方を学びました。


2.気道確保体験
医療職が行う気管挿管を体験しました。あごを開きながら食道と間違えないように管を気管に挿入して、肺に空気を送るまでの一連の流れに挑戦しました。


3.チーム蘇生体験
実際の医療現場では、医師や看護師をはじめ、多職種チームで協力して患者対応をします。実際にどのように行うかの説明を受けながら、対応について学びました。


4.超音波診断体験
シミュレーターを使って腹腔鏡内出血の様子を確認してから、超音波診断装置を使って実際の人体を検査する体験をしました。


5.救急車での心肺蘇生体験
救急車の中はスペースが限られているため、救命措置をする際の動きについて説明を聞きました。
また、今回はあいにくの雨模様でしたが、ドクターヘリ見学の場所移動を兼ねて、実際に救急車に乗って移動するという、雨の日ならではの貴重な体験もしました。


6.ドクターヘリ見学
格納庫では、当院のドクターヘリの機体の概要説明のあと、ナース席に座って機器類や、フライトドクターやフライトナースの使用するバッグの中身についても説明を受けました。


撮影のタイミングにより一部のグループしか撮ることができませんでしたが、ヘリの前で記念撮影しました。


参加者の感想
- ドクターヘリの中で開胸したりすると聞いて、緊急性が高く難しいことをやっていると思った。超音波が難しく苦戦したが、現場では短い時間で的確に判断することが必要だと知り、とてもやりがいがある仕事だと思った。
- 滅多に体験できないドクターヘリや救急車の体験などもできてとても良かった。
- 気道確保体験は、ドラマで見るのとは全然違って本当に難しかった。食道の方に入ってしまったり、片方の肺にだけ空気が入ってしまったりした。
- 各体験ブースの職員の方々が、学生に対する説明が非常に丁寧で親切だった。リラックスして参加でき、将来の職業選択の幅が広がった。
採用情報
リクルートサイト『Join Us』には、初期研修医、専攻医、看護師、医療技術職員の情報を掲載しているほか、勤務条件や採用日程などについてもご覧いただけます。

