【県病だより】糖尿病の方におすすめ!下半身の筋トレ
2025.12.25 更新
皆さんは糖尿病がどんな病気か知っていますか?糖尿病と聞くと、尿に糖が混ざって出るというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。もちろん、糖が排出されるのも間違いではありませんが、皆さんに知っていただきたいのは、高血圧症や脂質異常症と同様に血管病であるということです。血管を早く老化させ、動脈硬化が進行することによって、心筋梗塞や脳梗塞などの発症リスクが高まります。
また、細い血管への影響も大きく、神経障害や網膜症、腎症なども引き起こします。そのため、血糖のコントロールをすることが大事で、薬の服用や生活習慣の改善が必要となります。今回は健康推進室の健康運動指導士が筋トレを紹介します。
運動をするときは、衝突や転倒などによりケガをしないよう安全に運動できる環境を整えましょう。
決して無理はせず、自分の体と相談しながらできる範囲で行いましょう。
体を動かして痛みが出る場合は中止してください。こまめな水分補給も忘れずに行いましょう。
【スロースクワット】(太もも・おしりの筋トレ)
- 膝を軽く曲げた状態からスタート。
- ゆっくりと8秒数えながら腰を下ろします。
- イスに一回座り、ゆっくりと8秒数えながら腰を上げます。
- この動作を繰り返し行う。太ももの筋肉がつらくなったところでやめましょう。

※息を止めずに行いましょう。
イスだけで行うのがつらい場合は、テーブルを支えにして行いましょう。
【かかと上げ】(ふくらはぎの筋トレ)
- イスの背もたれやテーブルに手をつき、体を支えます。
- かかとの上げ下げを繰り返しましょう。(10回×3セット)
※つらくなったところでやめましょう。

糖尿病の方にどんな運動をしているか尋ねると、「ウォーキング」と答える方が大変多いです。ウォーキングも大事な有酸素運動のひとつですが、筋トレと組み合わせることにより血糖値を下げる効果が期待できます。また、大きい筋肉を動かすと糖が消費されやすいと言われているため、今回は下半身の筋トレを紹介しました。血糖を下げる目的で運動をすると長続きしないものです。楽しく続けられるよう、ちょっぴり工夫をしてみてください。
下半身の筋トレは将来寝たきりにならないために重要な運動になります。糖尿病の方だけではなく、皆さんも是非やってみてください!
医療機関を受診している方は、主治医の指示のもとに行ってください。

