青森県立中央病院には、内科や外科、循環器科など多くの診療科・部門がありますが、その中で今回は地域医療支援部をご紹介いたします。
県内のへき地等、医師不足が著しい地域における医療の確保は県の重要な課題であることから、これまでも自治医科大卒医師等の派遣を行い、その役割を果たしてきたところです。
こうした県立中央病院の役割をより明確化するとともに、地域医療支援の一層の推進を図るため、平成31年2月1日に新たに「地域医療支援部」を設置しました。
地域医療支援部長の丸山博行先生
地域医療支援部に所属している医師は現在、大間病院や小泊診療所、外ヶ浜中央病院や三戸中央病院、田子診療所等に派遣され、総合診療医として地域医療に従事しています。
この日は、青森県医療薬務課内で自治医科大学への入学を志望する県内高校生等及びその家族へオンライン進学説明会を実施し、青森県のへき地医療について講義を行いました。
病院局担当から
今年度は、新型コロナウイルス感染症対策としてオンラインでの開催となり、将来の青森県の地域医療を担う医師の候補生のみなさんのお顔を直接拝見できず、悔しいばかりです。
いつか青森県の地域医療のために、共に働けることを期待しています。
地域医療支援部では医師自らが地域のニーズに合わせてかかわる「へき地医療のマインド」を持った総合診療医の育成・派遣を行うのみではなく、総合診療医を受け入れられる地域づくりにも取組んでいます。
左上が丸山部長、その他医療薬務課及び病院局の担当
今後も活動内容を随時発信していきますので、「より良い地域医療のために」ご協力をよろしくお願いします。
地域医療支援部について詳しくはこちらをご覧ください。