県病には、病院運営を支えるスタッフが様々な業務に従事していますが、今回はそのうちのひとつとして、『外国人患者に対応する院内通訳』について紹介したいと思います。
近年、医療が必要となった訪日外国人や在留外国人患者が安心して受診できる体制の設備が進められています。
県病では、海外からの患者さんに安全かつ円滑な医療を提供するお手伝いをするために、厚生労働省委託事業「外国人患者受入れコーディネーター養成研修」を受けたスタッフが、通訳に加えて院内調整(入院時の患者さんのご家族の滞在先の手配や帰国準備など)を行っております。
(この日は赤ちゃんの1か月健診を受けにこられたご家族に対応)
言葉の通じない日本で不安な気持ちを抱えている患者さんにとって、院内通訳は心強い存在となっています。
お世話をした患者さんからは、母国に帰ってからお礼状が届いたり、電話をいただくなど感謝の気持ちを伝えられることが多く、担当スタッフの励みにもなっております。