【県病だより】適度な運動強度とは?
2024.04.12 更新
新年度になり、何か新しいことを始めてみようかな?とお考えの方もいると思います。運動を始めようと思っている方もいらっしゃることでしょう。そこで、今回は運動を始める方のために運動の適度な強度を、健康推進室の健康運動指導士がお伝えします。
運動指導をしていると、よく「何回やったらいいですか?」「何分やればいいですか?」という質問をされます。もちろん、集団に対して指導する場合は回数や時間を決めて行いますが、人それぞれ体力や筋力が違うこともあり、運動の適度な量や時間も変わってきます。
【運動強度の目安】
- ストレッチ→痛きもちいい
※イテテテとなる程やらない。 - 筋力トレーニング→ちょっときつい
※つら過ぎて次の動作にうつれない程やらない。 - 有酸素運動→ちょっとハアハア(人と会話できる程度)
※ゼエゼエする程やらない。
今回は、タバタ式トレーニングをご紹介します。20秒間の運動と10秒間の休憩を8回繰り返すインターバルトレーニングです。本来は、全力を出し切って行うトレーニングですが、運動に慣れていない方でもできるよう、筋トレと有酸素運動を一緒に行える内容にアレンジしました。
1 足踏み(20秒間)
その場で足踏みをします。できる範囲で、太ももを高く上げ、腕を前後に大きく振りましょう。
2 スクワット(20秒間)
膝がつま先より前に出ないよう注意しながら行いましょう。
3 パンチ (20秒間)
膝を曲げてから立ち上がりのタイミングでパンチをします。
4 膝タッチ(20秒間)
上げた脚と反対側の手で膝を触ります。
これらの運動を2回繰り返して、たった4分で終了です。短時間で行えるので、時間に余裕がない方にもおすすめです。
運動を始めるときは、自分のできることから始めましょう。ストレッチやウォーキングなど、低強度の運動から徐々に強度を上げていくことが、運動を継続するコツです‼