【県病だより】ナース成長記2023 Part.1
2023.12.07 更新
青森県中央病院では、2023年度46名の看護師が採用されました。
それぞれが病棟に配属され、日々の業務や研修会などで知識をつけながら経験を積んでいます。これから3回にわたり今年度採用された6名の看護師を紹介していきます。
Part.1は、4階東病棟 小林 梨乃さんと西塚 由梨さんです。4階東病棟はNICU(新生児集中治療室)、GCU(新生児回復室)があります。
小林 梨乃さん
小林さんは、NICU(新生児集中治療室)でバイタルサイン測定やおむつ交換・沐浴などの清潔援助、授乳、面会時のご両親への対応を行っています。撮影日は、退院する赤ちゃんの沐浴やケアを行っていました。
(沐浴の様子)
インタビューから
病棟やスタッフの雰囲気について
医師が身近にいるので、気になったことや確認したいことをすぐに質問したり、状態を報告することができます。先輩方も相談しやすく分からないことは一緒に確認してくれるので安心して働くことができています。
印象に残っている、役立った研修について
気管内挿管をしている患者さんの痰の吸引方法などの研修後に、実際に挿管している患児を担当し、トラックケアの方法など先輩の指導を受けながら実施することができました。
働き始めて半年が過ぎた今の感想
入職時と比べてできることは増えましたが、未熟な点が多く、先輩方や同期に助けられて毎日過ごしています。もっと知識や技術を身につけ、貢献できるよう頑張っていきたいです。
(沐浴の後のミルクを飲ませている様子)
睡眠や録画したドラマを観ることでリフレッシュしているという小林さん、「先輩方からの『はじめはみんなそうだよ』『一緒に確認してみよう』の言葉や周囲の協力を得て、緊張しながらもたくさんの経験することができています。」と話してくれました。
4階東病棟 櫻田看護師長からのメッセージ
新生児集中治療室の看護は、学校で学んできた看護とは少しギャップがあるかもしれませんが、先輩看護師の指導の下、確実に成長している姿を見てとても頼もしく感じています。早産児・低出生体重児への看護、そのご家族への看護に誠心誠意取り組んでおり、頑張っているなと感じています。今後も成長を期待しています。
西塚 由梨さん
西塚さんは、GCU(新生児回復室)で患児の哺乳状況や身体観察、家族の育児手技の指導や退院支援等を行っています。撮影日には、赤ちゃんの全身状態を観察していました。
(心音・呼吸音を聴取している様子)
インタビューから
病棟の特徴や、スタッフの雰囲気について
退院後の育児手技や生活イメージを確立できるように、患児だけでなく家族の育児指導も重要になってくる病棟です。穏やかで優しい雰囲気のあるスタッフが多く、家族との距離感が近い印象です。
印象に残っている、役立った研修について
コスト管理Ⅰの研修から、病院経営にはコスト管理が重要であるため、日々の物品使用頻度や根拠を確認し、節約しつつコストを取れるようになりました。
取りたい資格などはありますか?
母性に関する認定看護師、もしくは助産師の資格を取得したいと考えています。
働き始めて半年が過ぎた今の感想
看護を実施するうえで確認不足や知識不足があるため、しっかりと確認し、知識を身につけ、ひとつひとつ丁寧な看護の提供ができるよう心がけていきたいです。
(哺乳瓶ケースを準備している様子)
音楽鑑賞、睡眠や料理などでリフレッシュをしているという西塚さん。先輩からの「少しずつできることが増えているから、安心して大丈夫」と言われたことが嬉しくもあり、励みになっていると話してくれました。
4階東病棟 櫻田看護師長からのメッセージ
はじめは、緊張しているようでぎこちなく仕事をしているように見えました。今は先輩看護師とも上手にコミュニケーションがとれ、楽しそうに看護を行っているようで安心しています。就職して半年が過ぎ、赤ちゃんと家族への支援のなかで何が必要か考え、大事なことをしっかりと抑えた看護ができています。今後も期待しています。
採用情報について
青森県立中央病院ホームページには、リクルートサイト『Join Us』があります。
看護師はもちろん、初期研修医、後期研修医、医療技術職員の情報を掲載しているほか、勤務条件や採用日程などについても掲載しておりますので、ぜひご覧ください。