【県病だより】ナース成長記2023 Part.2
2023.12.14 更新
青森県立中央病院では、2023年度46名の看護師が採用されました。
Part.1に続き、今回は6階西病棟に所属する田中 悠乃さんと佐々木 鈴乃さんを紹介します。6階西病棟は外科や呼吸器外科の患者さんが、主に手術を受けるため入院しています。
田中 悠乃さん
病棟では患者さんの検温や点滴管理、ドレーン管理、周術期の看護を行っています。撮影の日は、担当する患者さんに優しく声がけをして、検温業務や退院する患者さんへの説明を行っていました。
(血圧測定をしている様子)
インタビューから
印象に残っている、役立った研修について
輸血操作の研修では輸血の一連の流れを学習しました。6階西病棟では輸血をよく行うのですが、学習した知識や技術をすぐに実践へ活かすことができました。
働き始めて半年が過ぎた今の感想
半年が過ぎた今でも、覚えることがたくさんあり病棟を走り回っています(笑)。
10月から夜勤が始まりまだまだ不安は多いですが、その分やりがいや成長を感じながら働けているので、それを励みにこれからも頑張ります!
取りたい資格などはありますか
分野は決まっていませんが、いつかは専門的な資格を持ったスペシャリストを目指したいです。現段階では、資格というよりも幅広い知識を習得して、立派なジェネラリストになりたいです。
(退院する患者さんに説明している様子)
仲間との近況報告会が好きで、お互いを褒め合って「また頑張ろう!」と気合をいれているという田中さん。「患者さんからの『一生懸命やってくれているのが伝わっているよ。』という言葉や、先輩方からの『頑張ってるね』といった一言が励みになっています」と話してくれました。
6階西病棟 中田看護師長からのメッセージ
前向きな姿勢で毎日の看護実践を行い、不明な点については先輩看護師に確認し責任を持って業務に取り組んでいます。指導やアドバイスを素直に受け止め、次へつなげる努力をしています。10月からは夜勤業務も始まり、夜勤特有のプレッシャーや生活リズムの変化もありますが、今までどおりアドバイスをもらいながら、経験を重ねていき看護師として成長していくこと期待しています。
佐々木 鈴乃さん
病棟では清潔ケアなど患者さんの日常生活の援助と点滴投与、内服薬の与薬、バイタルサイン測定、手術後のケアや観察、検査の介助などを行っています。撮影の日は、担当する患者さんに笑顔で話しかけながら点滴交換やバイタルサイン測定を行っていました。
(点滴交換の準備をしている様子)
インタビューから
病棟やスタッフの雰囲気について
周術期の管理だけでなく、処置なども多くあります。忙しいなかでも先輩方は優しく丁寧に教えてくださるので不安なく業務ができています。また、休憩では冗談など笑いも多くある病棟だと感じています。
印象に残っている、役立った研修について
静脈注射や輸血療法、点滴ルート類の固定方法など、研修で学んだことをいかして業務で実践できています。また、他職種の業務について学ぶ研修があったので、分からないことはその担当部署に聞く等工夫できるようになりました。
働き始めて半年が過ぎた今の感想
あっという間に半年が過ぎました。大変なこともありますが、毎日少しずつでも新しいことを学べていると思います。入職時と比較すると、自立して行える業務が増え、成長を実感しています。しかし同時に事前学習や先輩への報連相の大切さも痛感しています。分からないことは確認し、知識や技術をより習得していきたいと感じています。
(血圧を計る様子)
佐々木さんは、「休日は食べたいものを食べ、たくさん寝ることです。布団の中で好きなアーティストや動物の動画を見ると心が浄化される気がします」とリフレッシュ方法を教えてくれました。また、「患者さんからの『今日は佐々木さんが担当で良かった。明日もよろしくね。』の言葉や、先輩からの『最初はできなくて当然。たくさん数こなして覚えていってね』などの声がけが励みになっています」と話してくれました。
6階西病棟 中田看護師長からのメッセージ
患者さんやスタッフに対して明るく元気よく接しています。急性期病棟で毎日が忙しい中、一生懸命目の前の業務に取り組んでいる様子が窺えます。徐々に1人でこなせる業務も増え、本人のやる気にもつながっていると思います。今後も様々な経験を積んで看護師として成長し、後輩のモデルとなるよう期待しています。
採用情報について
青森県立中央病院ホームページには、リクルートサイト『Join Us』があります。
看護師はもちろん、初期研修医、後期研修医、医療技術職員の情報を掲載しているほか、勤務条件や採用日程などについても掲載しておりますので、ぜひご覧ください。