【県病だより】原子力災害医療機能別訓練が行われました
2023.07.06 更新
令和5年6月20日に、原子力発電所で被ばく・汚染傷病者が複数名発生したとの想定の下、関係機関間や院内の部署者との通信・連絡体制を検証することを目的として、原子力災害医療機能別訓練が行われました。訓練には、医師、看護師、医療技術員、事業者の職員など12名が参加しました。
訓練の様子
原子力発電所から事故発生の第一報(受け入れ要請)を受信
東通原子力発電所から第2報(被災者の情報)を受信
原子力発電所からFAXで送られてきた被災者の状況をクロノロで情報共有
※クロノロ(クロノロジーの略)とは、災害時緊急時の状況または活動の内容を時系列に記録・整理した情報
院内外の関係機関に傷病者が搬入されることを説明
参加者の感想
・原子力災害が発生したときの連絡先や行動の流れについて知ることができてよかった。
・貴重な原子力災害の訓練に携わることができてとてもよかったです。
青森県立中央病院は、原子力災害拠点病院に指定されており、原子力災害時に被災地域の原子力災害医療の中心となって機能する医療機関です。日頃の訓練を重ね、緊急事態にも冷静・迅速に対応し、安全・安心な医療を提供できるように努めてまいります。