【県病だより】新人ナース成長記2022 part.1
2022.11.24 更新
青森県立中央病院では、2022年度、31名の新卒看護師が採用になりました。それぞれが各病棟に配属され、与えられた業務に取り組み、少しずつ経験を積み重ねています。
【県病だより】では、3回にわたり日々成長している新人看護師6名の今を紹介していきます。
Part.1では、5階東病棟 鈴木 彩恵子さんと、9階西病棟 江良 真湖さんです。
5階東病棟 鈴木 彩恵子さん
鈴木さんは、糖尿病センターの一員として、患者さんへの生活指導・サポートを行っています。また、皮膚科チームに所属し、皮膚疾患を抱える患者さんに、主に処置の介助・皮膚の観察・ケアなどを行っています。撮影日は、皮膚科の原田部長に患者さんの経過報告後、検温業務を行っていました。
（原田部長に患者さんの経過報告する様子）
Q.病棟やスタッフの雰囲気などについて？
5階東病棟は混合病棟で、内分泌内科以外でも日々初めて行うケアや、学ぶことが多くあります。どんなに忙しくても、先輩方は優しく丁寧に、理解するまで教えてくださるので、不安を感じることなくケアを提供できています。
Q.印象に残っている研修や、実際に役立っていることについて？
輸液・シリンジポンプの使い方や、点滴ルートの固定方法などは研修翌日から業務に活かしています。
また、他職種の業務を学ぶ研修もあるため、入職時から医療連携を意識しながら働くことができています。
（患者さんの検温に向かう様子）
Q.周りからの言葉で、うれしかった、励みになった一言はありますか？
悩みや不安も多いですが、上司や先輩方は「不安だよね、私もそうだった。」と共感してくださり、「次はどうすれば良いと思う？」と振り返る機会を与えてくださるので、不安を解消でき次に繋げることができています。
Q.採用から半年が過ぎた今の感想は？
あっという間に過ぎましたが、毎日学びを得ながら過ごした半年間でした。
入職時と比較すると、自立して行える業務が格段と増え、成長を実感しています。同時に、先輩への確認や事前学習の大切さも痛感しています。初心を忘れず、１つ１つ丁寧な確認や、知識・技術の習得をしていきたいと思っています。
5階東病棟 蝦名副看護師長からのメッセージ
採用当初から、挨拶・笑顔が素敵だなという印象でした。
私達スタッフだけでなく、患者さんに対しても同様です。声がけや接し方も優しく、見ていて微笑ましいです。コロナ禍で当該科以外の受け入れも多く、業務が複雑・煩雑化している中でとても良く頑張ってくれています。9月からは夜勤も始まり、生活リズムの変化や夜勤のプレッシャーなど心身共に大変な時期ですが、スタッフみんなで支えていこうと思います。今後も経験を積みながら様々なことにチャレンジしてほしいと期待しています。
9階西病棟 江良 真湖さん
江良さんは、9階西病棟に所属しています。脳卒中の患者さんが多い脳神経内科・外科の病棟で、患者さんの清拭・陰部洗浄、バイタルサイン測定、点滴の実施、与薬、食事介助、検査介助など行っています。
撮影日は、確認をしながら注射の準備や検温業務を行っていました。
（注射の準備をする様子）
Q. 病棟やスタッフの雰囲気などについて？
スタッフは優しく親身になって相談を聞いてくれます。わからないことがあれば丁寧に教えてくれるのでとても働きやすい環境です。
Q. 印象に残っている研修や、実際に役立っていることについて？
気管内挿管チューブの固定方法や気管内挿管中の患者さんへの痰の吸引方法など、わかりやすかったです。この研修のあとに実際に気管内挿管をして人工呼吸器を装着した患者さんを受けもつことができたのでとても役に立ちました。
（巡回している様子）
Q. 採用から半年が過ぎた今の感想は？
未熟な点が多く、夜勤も始まり大変ですが、先輩方や同期に助けられながら日々過ごしています。もっと知識や技術を身につけ、レベルアップできるように頑張っていきたいです。
Q.取りたい資格などはありますか？
今は業務を覚えることで精一杯ですが、今後は、専門的な知識を身につけ認定看護師なども視野に入れていきたいです。
9階西病棟 槻ノ木沢看護師長からのメッセージ
いつも笑顔で穏やかに患者さんに接している場面がみられます。当科は緊急入院が多く、その後の後遺症で長期のリハビリが必要とされる患者さんがたくさんいます。患者さんにとって江良さんの笑顔は癒しとなり、「江良さんの顔見ると元気になる」との声が聞かれています。
採用情報について
青森県立中央病院ホームページには、リクルートサイトJoin Usがあります。
看護師はもちろん、初期研修医、後期研修医、医療技術職員の情報を掲載しているほか、勤務条件や採用日程などについても掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
