【県病だより】管理栄養士Part.1 ~栄養指導編~
2022.09.15 更新
青森県立中央病院には、様々な資格を持って医師や看護師とともに、医療を支える医療技術職員がいます。
今回は、栄養管理部に所属する管理栄養士の紹介です。栄養指導の様子や、病棟で提供される給食事情について2回にわたって掲載します。
現在、栄養管理部には合計10名のスタッフが所属しています。
業務内容は、病棟や外来で、担当する診療科の患者さんの栄養管理などを行います。
Part.1では、業務の1つである栄養指導について紹介します。
栄養管理部スタッフのある日のスケジュール
7:40 出勤
7:50 カルテチェック
8:30 栄養管理計画書作成などの業務
10:00 病棟での業務
12:15 昼休み
13:00 栄養指導・栄養指導記録の作成
14:30 カンファレンスの準備
16:00 その他の業務
16:45 業務終了
栄養指導の様子
栄養指導の流れは以下の通りです。
- 普段の食生活など食事の状況を聞き取り、患者さんの食習慣を把握します。
- 指導内容ごとの資料を用いて指導を行います。
- 指導内容によっては、詳細な参考資料やフードモデルを活用して、患者さんに具体的なイメージを持ってもらえるよう工夫しています。
(清涼飲料水の中には、角砂糖10個分以上の糖質が含まれているものもあります)
(参考資料やフードモデルを活用しての指導)
(使用する資料やフードモデル)
患者さんとのエピソード
- 継続して栄養指導を行っていくと、経過の途中で「数値が良くなってきた!」「体重を減らすことができた!」など、患者さんやご家族から嬉しいご報告をいただけることがあります。継続した食事療法の実践が重要で効果的なのだと実感します。
- 患者さんから「栄養士さんはどんなものを食べているの?」と逆質問をされることもあります。
Part.2では、病棟で提供される給食事情について紹介します。
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