成育科
成育科の新着情報
2025.01.16
【県病だより】令和6年度 青森県周産期医療学習会が開催されました
広報誌 成育科
総合周産期母子医療センター
診療スタッフ
部長 網塚 貴介(あみづか たかすけ)
【こども・家族支援推進監、青森県小児在宅支援センター長、総合周産期母子医療センター副センター長】
- 卒業年/昭和63年
- 資格など/日本小児科学会(専門医、代議員、小児医療委員会)、日本新生児成育医学会(評議員、フォローアップ認定医制度委員会)、災害時小児周産期リエゾン
日本小児神経学会(会員、災害時小児呼吸器地域ネットワーク県代表)、日本小児在宅医学会(役員)、医療的ケア児等コーディネーター支援協会(役員)、日本小児科学会青森地方会(運営委員)、日本周産期新生児学会(会員)、日本人口学会(会員)
弘前大学医学部臨床教授、青森県立保健大学非常勤講師、青森中央学院大学非常勤講師
青森県医療的ケア児支援体制検討部会(委員)、青森県小児医療対策協議会(委員)、青森県特別支援学校における医療的ケア運営協議会(委員)、青森県周産期医療協議会医療保健連携小委員会(委員)、青森市教育支援委員会(委員) - 得意分野/コミュニティ小児科学、小児在宅医療
診療内容
成育科は周産期に何らかの問題があったお子さん達への継続的なフォローアップと支援を目的として平成28年度に開設されました。令和4年度からは青森県の医療的ケア児支援センターである青森県小児在宅支援センターが開設され、医療的ケア児とそのご家族の支援にも携わっています。
子どもたちは家庭や地域社会の中で育まれていく存在であり、健やかな成長・発達には、医療のみならず福祉・教育など多職種との連携が欠かせません。日本小児科学会では、従来の診察室中心の医療から一歩踏み出し、地域に暮らす子どもとその家族の健やかな育ちを支えることを目的とし、保健・医療・福祉・教育など多職種と連携しながら、地域全体で子どもを育む体制づくりに関わる「コミュニティ小児科学」と言う新しい概念を提唱しています。
成育科では、この「コミュニティ小児科学」の理念のもと、医療的ケアや様々なリスクを持つお子さんやご家族へ、「子どもの生活の場において、医療の視点から子どもを支える」ことを基本姿勢とし、地域における医療、福祉、教育、行政、その他のさまざまな機関と連携しながらの支援を目指します。
※参考:将来の小児科医への提言2024(日本小児科学会、2024年)