青森県立中央病院

診療看護師

診療看護師(NP:Nurse Practitioner)とは

看護師として5年以上の経験を積み、大学院修士課程(NP教育課程)で医学的知識や技能を学び、日本NP教育大学院協議会が実施する資格認定試験に合格した者です。厚生労働省が定める特定行為のほか、患者さんのニーズを的確に把握し、必要とされる相対的医行為を医師の直接指示または医師が作成した手順書の下で行う看護師です。

診療看護師(NP)は、従来の看護師よりも侵襲性の高い処置を実施できるだけではありません。患者さんを総合的に捉えるために、疾患に関する基礎知識や治療内容についても専門的な教育を受けています。そのため、医師不在時でも患者さんの病状をタイムリーに把握し、検査や処置を行い、適切な説明をすることが可能です。また、治療方針を的確に理解し、治療と看護の両方の視点から患者さんやそのご家族に寄り添うことも特徴です。

診療看護師(NP)は2009年より育成が開始されました。当院では、医療の質と安全性を確保しながら円滑な医療を提供すること、多職種と連携してチーム医療の中心的役割を担うこと、そして看護の質の向上に貢献することを目的として、2019年より本県初の診療看護師を採用しています。県の拠点病院として診療看護師の採用‧育成、大学院の実習生受け入れも行っております。

*診療看護師による診療補助・特定行為・相対的医行為実施を希望されない方は、受診時にお伝えください。

特定行為とは

厚生労働省が定める、高度な知識と技術が特に必要とされる21区分38行為であり、医師が看護師への指示内容を事前に作成した手順書を下に行える行為のこと

相対的医行為とは

相対的医行為の例として皮膚縫合や縫合糸の抜糸、気管内挿管チューブの抜管、検査の代行オーダーなどがあります。

手順書とは

手順書は、医師又は歯科医師が看護師に診療の補助を行わせるために、その指示として作成する文書であって「看護師に診療の補助を行わせる患者の病状の範囲」、「診療の補助の内容」等が定められているものです。(厚生労働省ホームページ

診療スタッフ

診療看護師 主任 柳谷 和明(やなぎや かずあき)

  • 所属/心臓血管外科
  • 卒業年/平成30年
  • 資格など/日本NP教育大学院協議会診療看護師(NP)認定資格取得、看護師特定行為全区分(21区分38行為)取得、日本循環器学会推奨特定行為全区分取得、日本集中治療医学会MCCRC受講済み、3学会合同呼吸療法認定士、血管診療技師(CVT)、NST専門療法士、東北文化学園大学大学院健康社会システム研究科臨床講師、看護師特定行為研修指導者
  • 得意分野/集中治療・看護

診療看護師 中村 祐太(なかむら ゆうた)

  • 所属/救急部
  • 卒業年/令和4年
  • 資格など/日本NP教育大学院協議会診療看護師(NP)認定資格、看護師特定行為全区分(21区分38行為)取得、看護師特定行為研修指導者
  • 得意分野/救急医療・看護

診療看護師 高橋 大地 (たかはし だいち)

  • 所属/救急部
  • 卒業年/令和6年
  • 資格など/日本NP教育大学院協議会診療看護師(NP)認定資格、看護師特定行為全区分(21区分38行為)取得
  • 得意分野/
NOBORI PHR・医療情報共有アプリ
診療日

月曜日〜金曜日
新患 | 8:15〜11:30
再来 | 8:15〜11:30

※午後は原則一部診療科と特殊外来のみ

休診日

土曜日・日曜日・祝日
年末年始(12/29〜1/3)

※診療科によっては受付時間の変更または曜日による休診がございます。
詳しくは「外来診療担当医表」をご覧ください。

青森県立中央病院の外観

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電話 017-726-8111
FAX. 017-726-8325

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