糖尿病センター
センター長紹介
松井 淳 (まつい じゅん)【医療連携推進監、「医療の質」総合管理センター副センター長、医療連携部部長、栄養管理部部長】
- 卒業年/平成2年
- 資格など/日本内科学会認定総合内科専門医・指導医・東北支部評議員、日本糖尿病学会認定専門医・指導医・学術評議員、内分泌代謝・糖尿病内科領域暫定指導医、弘前大学医学部臨床教授、青森県糖尿病協会理事
- 得意分野/糖尿病代謝、動脈硬化
センターの紹介
2010年に開設された糖尿病センターは、糖尿病・内分泌内科、眼科、皮膚科の3診療科で構成されています。各科は糖尿病が関わる疾患以外の診療にも従事していますが、協力して糖尿病およびその合併症に対する診療にあたっています。
糖尿病は未治療のまま放置すると様々な合併症を引き起こし、日常生活に、健康寿命に、そして最終的に生命予後に大きな影響を与えます。
当センターは、
- ①合併症の発症を未然に防ぐこと
- ②合併症を早期に診断して進行を防ぐこと
- ③進行した合併症を専門的治療で改善させること
を目的に立ち上げられました。
そのために、当センターの医師および看護師、管理栄養士、薬剤師、検査技師、健康運動指導士は、多職種協働のもとに糖尿病のある人の診療にあたっています。内分泌内科では、教室をとおして自己管理の方法を学んでいただくと共にフットケア、人工透析導入予防指導などを行っています。また、皮膚科では重症の糖尿病足病変に対して集学的な治療を、眼科では糖尿病合併症である網膜症、黄斑症などに対する手術をはじめとした様々な治療を行っています。
他県に比べて、糖尿病合併症有する割合が高く、透析導入率が高く、糖尿病死亡率もワースト1位で経過している青森県の現状を少しでも改善できるように日々糖尿病診療に励んでいます。

