医薬品情報室
医薬品情報室は、病院内において医薬品に関する情報を収集、整理、評価し、提供することで、医薬品の適正使用に貢献しています。
医師・看護師・薬剤師などの医療従事者や患者さんから寄せられる問合せにも対応しています。 また、オーダリングシステムのための薬剤マスター管理も行っています。
医薬品情報室の業務内容
医薬品情報の収集・提供等
医薬品に関する情報は日々更新しているため、最新の情報を収集しています。お薬の添付文書改訂内容や供給状況について関係部署に提供したり、「緊急安全性情報」や「安全性情報」などの緊急性の高い情報は、迅速に情報収集し、院内または関係部署へ周知しています。院内で医薬品による重大な副作用が起きた場合は、報告書の内容を精査し、厚生労働省等へ提出するなど、医薬品情報室で一元管理しています。
薬剤マスター管理
当院では、電子カルテのオーダリングシステムにより処方せん発行等を行っており、薬剤部では、システムの薬剤データの登録、管理をしています。院内処方せん登録医薬品は、注射薬で約1000品目、注射薬以外のお薬で約1400品目、院外処方せん登録医薬品は約3300品目あります。それらの医薬品には膨大な情報が付随していますが、以下のような情報をシステムに組み入れることにより、より安全な医療を目指しています。
- 妊産婦禁忌薬剤
- 患者禁忌薬剤・ペニシリン系・ピリン系・ヨード系・キシロカイン系
- 最大投与量
- 最大投与日数
- 副作用情報、警告・禁忌情報
- 投与経路
- 溶解条件
