脳神経内科
診療スタッフ
部長 新井 陽(あらい あきら)【臨床心理支援部部長】
- 卒業年/平成11年
- 資格など/日本神経学会専門医、日本内科学会総合内科専門医・指導医、医学博士
- 得意分野/臨床神経学全般、パーキンソン病薬物療法、脳血管障害、認知症
副部長 上野 達哉(うえの たつや)【脳卒中診療部部長、リハビリテーション科副部長】
- 卒業年/平成19年
- 資格など/日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本神経学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医・指導医、臨床神経生理学会 脳波分野専門医/筋電図・神経伝導分野専門医、日本認知症学会専門医・指導医、医学博士
- 得意分野/臨床神経学全般、脳血管障害、パーキンソン病薬物療法
副部長 羽賀 理恵(はが りえ)【高度治療部副部長】
- 卒業年/平成19年
- 資格など/日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本神経学会専門医・指導医、日本認知症学会専門医・指導医、医学博士
- 得意分野/臨床神経学全般、脳血管障害、パーキンソン病薬物療法
医師 木下 郁(きのした いく)
- 卒業年/平成29年
- 資格など/日本内科学会認定内科専門医、日本神経学会専門医、医学博士
- 得意分野/脳神経内科学
医師 三浦 万紀(みうら まき)
- 卒業年/令和2年
- 資格など/
- 得意分野/脳神経内科学
医師 檜山 鴻(ひやま こう)
- 卒業年/令和4年
- 資格など/
- 得意分野/
医師 村上 佳生(むらかみ よしき)
- 卒業年/令和5年
- 資格など/
- 得意分野/
医療顧問 馬場 正之(ばば まさゆき)
- 卒業年/昭和48年
- 資格など/日本神経学会専門医・指導医、日本内科学会認定医・指導医、日本臨床神経生理学会認定医、日本糖尿病学会神経障害国際調査委員、糖尿病合併症学会名誉会員、英国王立医学会フェロー、アラブ首長国大学臨床神経学客員教授、厚労省臨床研修指導医、医学博士
- 得意分野/臨床神経学全般、臨床神経生理診断学(脳波、筋電図、神経伝導検査)、神経筋疾患、パーキンソン薬物療法
診療内容
当科では、パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患、多発性硬化症・視神経脊髄炎スペクトラム障害・重症筋無力症などの免疫性神経疾患を含む神経難病や、ギラン・バレー症候群・慢性炎症性脱髄性多発神経などの末梢神経障害、脳炎・髄膜炎などの神経感染症、てんかんなど神経疾患全般の診断・治療に積極的に取り組んでいます。また、脳神経外科・放射線科と密接に連携し、24時間体制で脳卒中患者の受け入れを行っております。特に、脳卒中に対しては超急性期および急性期の脳梗塞治療を担当しており、tPAによる血栓溶解療法やカテーテルによる血栓回収療法を実施しています。病状に応じて、回復期リハビリテーション病院やかかりつけ医で継続的かつ適切な治療が受けられるよう、院内の医療連携部を通じて地域の医療機関と連携し、ご紹介を行っております。
通常の外来診療は、原則としてかかりつけ医の先生方にお願いしておりますが、特殊な検査や病状の変化に際しては、紹介診療を通じた専門的対応を行う連携診療体制を整えています。また、高度な専門的医療を提供するため、以下の専門外来・入院評価を実施しています。
- パーキンソン病外来では、状態評価および薬物治療に加えて、レボドパ持続経腸療法やレボドパ持続皮下注療法などのデバイス補助療法の適応判断を行っております。必要に応じて入院での詳細な評価やデバイス導入支援も実施しています。
さらに、パーキンソン病に特化した入院リハビリテーションプログラムも行っており、日常生活動作の改善を目的とした多職種連携による個別リハビリを提供しています。 - 脊髄小脳変性症に対しても、入院での個別リハビリテーションを提供しており、進行性疾患に応じたきめ細やかな運動・言語療法を行っています。
- 認知症外来では、アルツハイマー病を中心とした認知症の診断・治療を行っており、最新の抗アミロイドβ抗体療法(レカネマブ、ドナネマブ)の適応評価および導入も実施しています。
- 神経免疫外来では、重症筋無力症、多発性硬化症、視神経脊髄炎スペクトラム障害などの神経免疫疾患を対象に、患者様の状態や病型を評価することで、適切な最新の疾患修飾療法・生物学的製剤の選択・導入を行っています。
- ボツリヌス治療外来では、眼瞼けいれん、顔面けいれん、痙性斜頸、上下肢の痙縮などに対し、ボツリヌス療法を用いた局所注射治療を行っております。症状の緩和と日常生活の質の改善を目的に、状態に応じた適切な投与部位・用量の調整を行っています。
- 神経筋電気診断部門では、神経伝導検査および針筋電図を用いて、末梢神経障害や筋疾患の診断を積極的に行っております。手足のしびれや脱力を訴える患者様の中には、治療可能な疾患も多く含まれており、診断・治療方針決定の一助となります。
これらの専門外来・入院評価では、地域の医療機関やかかりつけ医との連携を重視し、必要に応じた専門的なコンサルテーションや治療提案を行っております。また、神経難病の診療においては、難病診療連携コーディネーターとも密に連携し、患者様やご家族が地域で安心して療養できるよう支援体制の構築にも力を入れています。
部長から
脳神経内科は脳、脊髄、末梢神経、筋などの神経系の病気を総合的に扱う科です。具体的な症状としては、手足の筋力低下・感覚障害、視力・聴覚・言語・歩行の異常やめまい、意識障害、物忘れ、頭痛などです。
当科はパーキンソン病やアルツハイマー病、筋委縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症をはじめとする神経変性疾患、多発性硬化症や重症筋無力症、ギランバレー症候群などの免疫性神経疾患など、多種多様の神経難病を日常的に扱うほか、脳炎・髄膜炎などの神経感染症、てんかん、頭痛、認知症など、全ての神経疾患の診断治療を幅広く手がけています。
また、脳神経外科との密接な協力のもとに脳血管疾患の治療・予防にも力を入れ、脳卒中患者には24時間体制で対応しているほか、超音波診断などの血管評価も行います。さらに、糖尿病患者やがん患者、脊椎疾患や外傷を含む全科に跨った神経系障害・合併症の診断治療も行っています。
全スタッフが筋電図、末梢神経伝導、脳波、大脳誘発電位などの電気生理学的専門検査に精通し、緻密な神経学的検査と神経放射線医によるCT、MRI、RI検査、読影を併せて臨床診断を行っています。
治療に当たっては最新の治療手技を積極的に導入し続けているほか、難病克服のための新薬国際共同開発に数多く取り組むなど、治療最優先の神経疾患診療を行っています。なお、神経難病診療にも力を入れ在宅診療を長年行ってきている他、難病診療ネットワークの青森県の中核病院として、難病診療体制づくりに貢献しています。
8名の常勤スタッフを有する当科は、総合病院の脳神経内科として日本有数の規模・診療実績を有し、外来延患者数は約17,000名、入院患者数は約600名です。常時約25床ほどを使用していますが、ベッド待ちでご迷惑をおかけしておりますことを、お詫び申し上げます。
ただし、救急の場合はできるだけ速やかに対応します。これからも最高の神経疾患医療サービスの提供に努める所存です。

