【県病だより】看護部新人研修会 「ポジショニング」
2022.05.19 更新
4月19日(火)に39名が参加して「ポジショニング」研修が行われました。
この研修では「安全・安楽なポジショニングと移乗動作の知識を習得し、実践方法を理解できる」を目的として、6つのグループに分かれて学びました。指導はリハビリテーション技師が行い、当院の救急救命士3名も研修の一環として参加しました。(新人研修は、当院看護部のジェネラリストサポートチームが運営しています。)
ポジショニング1
座っている患者さんをベッドに横にする様子。体を支えながら、くつを脱がせていきます。
くつを脱がせ終わり横に寝かせる様子
ポジショニング2
側臥位(横向き)になった時の様子。患者さんの安楽を考えながらクッションを足の間に入れます。
グループごとに、疾患別の患者さんについて枕の挟んだ位置や理由などを発表しました。
ポジショニング3
ベッドから車イスに移乗させる様子。患者さんが医療者の体に手を添えます
患者さんをしっかり支えベッドから車イスへ
参加者からの感想
- 実際に行ってみて難しい点や注意しなければならない点が理解できた。
- いろいろなパターンでポジショニングを行うことができてよかった。
それぞれが患者役となることで、いかに患者さんにとって負担のない適切な対応ができるかをグループごとに考えて、実践し発表することで理解を深められた研修になりました。