【県病だより】令和7年度 青森県周産期看護オンラインミーティングが行われました
2025.11.27 更新
令和7年10月24日(金)に青森県立中央病院の総合周産期母子医療センターで、「令和7年度 青森県周産期看護オンラインミーティング」が行われました。
このミーティングは青森県内の周産期医療に携わる看護職の交流を目的として毎年開催されています。
(研修会の様子)


今回は、「周産期の災害対応 ~今 私たちができること~」をテーマに講話と全体ワークを行いました。県内18の周産期施設の看護職と19の市町村・5つの県保健所の保健師 計75名が参加しました。
講話1
- 講師:公益社団法人青森県看護協会 災害看護活動委員 災害支援ナース
災害時小児周産期リエゾン 橋爪 直美 氏 - テーマ: 日頃の備えは有事の備え!
災害時における周産期医療体制の現状から考えてみよう - 内容:過去の大災害を経て各種災害医療チームが整備されてきている。
実際に被災した妊産婦の声を聞くことで、問題点や必要な支援の内容が見えてくる。
誰も取り残さず助け合う母子支援と平時からの連携やネットワークの重要性。

講話2
- 講師:青森県立中央病院 総合周産期母子医療センター長 尾﨑 浩士 先生
- テーマ:当院の災害時助産センターの準備状況について
- 内容:災害時助産センターの準備状況として、対応フローチャートに基づきトリアージや動線のシミュレーションが行われている。また、災害時の産科におけるトリアージのポイントや区分について

講話3
- 講師:青森県立中央病院 新生児科部長 池田 智文 先生
- テーマ:NICUにおける災害対策と課題
- 内容:少子化が進む中で周産期体制が集約化されている。
NICUにおける災害対策として、平時から入院患児のトリアージや災害対策が通常業務として行われている。
一例としてオフラインでも使える部門システムの導入。また、他県の取り組みやマニュアルの紹介。

全体ワーク
災害を想定した設問を解きながら、講師からのアドバイスを受けて理解を深めました。講話の内容を振り返り再確認することもできたワークとなりました。


まとめ
- ミーティングに参加し、備蓄品・災害時の体制やシステムの整備・各医療施設や行政との連携などたくさんの災害に対する準備があること、その大切さを再認識された参加者が多くいました。
- 事後アンケートでは、興味深かった・面白くわかりやすかった・理解を深めることができたなどの感想に加え、「備蓄品の見直しをしていきたい」と行動に移す声も寄せられました。また、ミーティング後一週間の間に、ハザードマップを確認した方が約36%、職場で今回の報告を行った方が約49%いました。
- 災害時の周産期看護業務の学びとともに自らの防災意識も向上する機会となりました。
(前列左側2人目から講師の橋爪氏、尾﨑総合周産期母子医療センター長、池田新生児科部長、他スタッフ)


