青森県立中央病院

【県病だより】言語聴覚士のお仕事

2021.09.22 更新

県病には、様々な資格を持って医師や看護師とともに、医療を支える医療技術職員がいます。前回の社会福祉士に続いて言語聴覚士をご紹介します。
 
言語聴覚士とは、「話す、聞く、食べる」のスペシャリストとして、ことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。また、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。

一般社団法人 日本言語聴覚士協会HPより引用

 
現在、5名の言語聴覚士が、当院の対象領域である脳卒中後遺症による失語症・構音障害・摂食嚥下障害に携わっています。ここ数年は、誤嚥性肺炎で入院後の摂食嚥下障害に対する介入が増えています。

言語聴覚士の1日のスケジュール

・カルテチェック
・朝の全体ミーティング
・言語訓練
・昼食時の嚥下直接訓練
・病棟カンファレンス参加
・カルテ記録
・夕方のチームミーティング

評価 頸部聴診を行っている様子

言語聴覚士

 

スタッフに話を聞きました

当院は急性期病院のため、転院までの期間が比較的短いことから、患者さんが回復期へ転院後、スムーズに訓練ができるための基礎を整えることを念頭に置いています。
業務上は他部署の協力が不可欠なため、挨拶などの声かけは忘れません。
 
また、患者さんとのエピソードを聞くと、脳卒中の患者さんは入院時意識も悪く、ベット上安静の方が多いのですが、治療とリハビリが進み、転院および退院時に「リハビリを頑張ります」と病院を後にされる姿をみるとホッとします。と話してくれました。

スタッフのみなさん

言語聴覚士

 

学会および研修会については、なるべく希望に沿うように業務等を調整します。
また、言語聴覚士スタッフも増えてきたため、スタッフ間での勉強会を企画する予定です。
 
現在当院では、言語聴覚士を募集しています。

  • 詳しくはこちらからご覧ください。
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診療日

月曜日〜金曜日
新患 | 8:20〜11:30
再来 | 7:45〜11:30

※午後は原則一部診療科と特殊外来のみ

休診日

土曜日・日曜日・祝日
年末年始(12/29〜1/3)

※診療科によっては受付時間の変更または曜日による休診がございます。
詳しくは「外来診療担当医表」をご覧ください。

青森県立中央病院の外観

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