【県病だより】新採用看護師を対象に感染管理演習が行われました
2024.05.23 更新
4月18日、新採用看護師を対象として感染管理演習が行われ、正しい手指消毒を基本として、PPE(個人用防護具)の着脱、病室内の環境整備、正確な医療廃棄物の処理などを実施しました。
正しい手指消毒
正しく手指消毒することは感染対策する上で重要なことのひとつで、きちんと消毒ができているかを評価するためにブラックライトを照らして確認します。日常行っている自己流の消毒効果を可視化することができるので、正しい手指消毒ができているか確認することができます。
①発光する専用ローション入りの手指消毒薬を使って、手指消毒を行います
②ブラックライトで照らすと洗い残しが見えます
PPE(個人用防護具)着脱の仕方
※PPE : Personal Protective Equipment
血液や体液、損傷のある皮膚、粘膜などの湿性生体物質に汚染される可能性がある場合は、PPEを着用して防御する必要があります。PPEを適切に使用することで汚染から医療従事者と患者を守り医療関連感染を減少させることができます。演習では防護具の外側が汚染されていると想定し、できるだけ接触しないように動作することを学びました。
病室内の環境整備
患者さんが安心して過ごすためにも清潔な環境を保つことは大切です。清拭は「きれいな場所から汚れている場所へ」「上から下へ」など手順に従って環境整備をする必要があるので、ひとつひとつ確認しながら行っていました。
参加者の感想
・初め先輩について病室の環境整備をやったときは緊張していて渡された清拭クロスで何も考えずに拭いていたのですが、今回の演習で清拭クロスの種類、清拭する順番や方向があること、そしてその理由を教えていただき、これからは意識してきれいにできるようにしたいです。
・学生の頃は、ここまでやる理由を考えずになんとなくやっていたので、これからは機会も増えると思うので勤務が始まったら今回教えていただいたことをがんばってやっていきたいと思います。
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