【県病だより】第1回 スキルアップ研修会を開催しました
2023.06.15 更新
青森県立中央病院は、地域医療支援病院であり、地域の医療従事者に対する研修を行っています。
5月21日(火)、令和5年度第1回スキルアップ研修会が「特定行為研修修了看護師の役割と今後の展開」をテーマに開催され、医師、看護師、薬剤師等41名の参加がありました。
研修内容
急性期医療から慢性期、在宅医療まで活用の可能性が無限大の診療看護師について、その歴史・成立ちから県病での実際の活動事例までを詳細に講義していただきました。
- 医師の手術が終わってからの回診、指示受けで今日も残業だな…(看護師)
- 外来患者の診察をして、手術も終わったけど今から病棟業務に書類仕事か…(医師)
- 痛みも熱もあるのに先生は夕方まで来てくれないし…(患者)
このようなお悩みは、診療看護師(特定行為研修修了者)の活用で解消することができるかもしれません!
参加者の感想
講演を聞いて、診療看護師のイメージが変わりましたか?
- 急性期から在宅まで多岐にわたり活躍されていることを知りました。
多職種と連携し、サポートしているにもかかわらず、毎日が充実され、頼りにされているのだと感じました。 - 実際に行われている活動を知ることで多職種との調整役として活動しているイメージが伝わりました。
- 想像していたよりも業務が多岐にわたることに驚きました。
- 手術サポートがメインなのかと勘違いしていました。
スキルアップ研修会の開催について
今年度、医療連携部では、5回の研修を予定しています。
- 第1回 5月16日(火)18:30~20:00 (終了)
会場:県立中央病院救命救急センター2階「訓練スペース1」
テーマ:『特定行為研修修了看護師の役割と今後の展開』
講師:当院 心臓血管外科 診療看護師 柳谷 和明
救急部 診療看護師 中村 祐太
参加者:41名
- 第2回 7月20日(火)18:30~20:00 (終了)
会場:県民福祉プラザ
テーマ:『スキンケアをもっと知ればアピアランスが変わる
~隠す・着けるケアから療養期間を見据えたスキンケアを考えよう~』
講師:セレナイト代表 さとう 桜子 氏
- 第3回 9月19日(火)18:30~20:00 (終了)
会場:県民福祉プラザ
テーマ:『在宅で食べる機能を取り戻す
~職種を超えてチームで取り組む仕組みを作ろう!~』
講師:ふれあい歯科ごとう代表 五島 朋幸 先生
- 第4回 11月21日(火)~18:30~20:00
会場:県民福祉プラザ
テーマ:『総合診療部/総合診療医の地域との関わり』
講師:当院 総合診療部長 伊藤 勝宣 先生
- 第5回 1月16日(火)18:30~20:00
会場:県民福祉プラザ
テーマ:『電子処方箋から始まる情報共有
~情報共有が進めば服薬指導が変わる~』
講師:青森市薬剤師会 専務理事 坂井 義人 氏