【県病だより】原子力災害医療機能別訓練が行われました ~エアーテントの設営訓練~
2023.05.25 更新
令和5年5月16日に原子力災害医療機能別訓練としてエアーテントの設営訓練が行われました。
青森県立中央病院は、原子力災害拠点病院に指定されており、原子力災害時に被災地域の原子力災害医療の中心となって機能する医療機関です。
昨年度、原子力災害医療用に国の交付金を活用してエアーテントを整備しました。
エアーテントは、汚染された患者のトリアージや除染等を行う際に使用されます。
医師、看護師、医療技術職員、事務職員など約20名が参加して、設営の仕方、附属品の使い方などについて学びました。
訓練の様子
(テント一式)
説明を受けて組み立て作業を開始
電動でテントに空気を入れると約3分で立ち上がる
ポータブルヒーターを設置
LED照明を取り付ける
(陰圧・陽圧装置)
陰圧:中の空気を外に出さない 陽圧:外の空気を中に入れない
参加者の感想
- 少人数で簡単に組み立てられるので、災害時等は迅速に対応できると思う。
- 風速10m/sec、積雪10cmにも耐えられるなど、安全性に優れていて安心できる。
- 設営の仕方、附属品の使い方などについてよく理解できる。