【県病だより】令和4年度周産期医療学習会が行われました
2023.03.30 更新
青森県立中央病院の総合周産期母子医療センターで、年に1度開催している「周産期医療学習会」が3月17日にオンラインで行われました。
この学習会は、県内の周産期医療関係者を対象に、周産期医療に必要な知識・技術の習得を目的に開催しており、64施設、約90名が参加(オンデマンド配信での参加を含む)しました。
総合周産期母子医療センターは3科(産科、新生児科、成育科)が関係しますが今年度は産科がテーマを担当しました。
講演
- 講師 筑波大学人間系 教授 安藤 智子先生
- テーマ 『妊産婦や家族へ寄り添う手がかり』
- 内容 発達臨床心理学の面から、実践を通してアタッチメント(愛着)のタイプ(個人差)によって現れてくる子どもの防御反応の違い
講演される安藤先生(画面左上)
尾﨑総合周産期母子医療センター長 (画面右側)
参加者の感想
- アタッチメントの重要性を学んだ。
- 寄り添うためのお声がけを工夫したい。
- 保護者と援助者との関係についても愛着の視点を持って関わりたい。
- 周産期に携わる専門職としてピンチ&チャンスでアンテナを張っていきたい。
参加者は、子どもの心の発達と親や家族の対応能力、支援者としての関わり方を学んでいました。