【県病だより】令和4年度臨床研修修了式が行われました

2023.03.24 更新

令和5年3月14日(火)に、2年目研修医の臨床修了式が行われ、14名が当院での研修修了が認められました。
コロナ過での困難な研修を乗り越えた研修医からは喜びの笑顔がみられました。

(一人一人に修了証書と花束が贈られました)

院長挨拶

先の研修管理委員会において皆さんの研修修了が認められました。本当におめでとうございます。

楽しくて一番色んなことをやりたい盛りに、新型コロナウイルス感染症の流行により、何もできなかっただろうし、自分たちも何もしてあげられなかったことは悔いが残るところです。「青春は密だから」という仙台育英高校野球部監督の言葉がありますけれども、私からすると「初期研修医は密だから」と言いたい気持ちです。

窮屈な2年間でも充実した研修生活の中で、我々も、地域医療研修の先生方も、一生懸命教えたはずだと思っておりますし、先生方も一生懸命学んだはずだと思っています。他の方が得られないような、難しい2年間を修了されて、恐らく精神的にもたくましくなり、知識も十分得たと思います。

この2年間で得たことを糧に、良き社会人、医療人としてたくましく成長することを願っています。本当におめでとうございます。

角田健悟研修医代表挨拶

本日は、大変ご多忙な中、我々のためにこのような機会を設けていただき、ありがとうございました。

2021年4月、僕は青森県立中央病院に入職しました。期待と不安が入り混じった…なんてもんじゃなく、不安だらけでした。実際、初期研修が始まると、医師としても、社会人としても、とにかくがむしゃらにやってみるしかありませんでした。そんな僕が、今日、修了証をいただけることは、先生方の熱心なご指導と、支え合い、切磋琢磨し、学び合うところがたくさんある同期たちのおかげに他なりません。2年間の研修で、これほどかけがえのない存在に出会えるのかと、心から思っています。

我々は初期研修医を修了しますが、COVID-19が猛威を振るった世界しか知らない世代の医師であり、指導医の方々の「当たり前」にこれから初めて飛び込んでいくこととなります。たくさんの困難が待ち受けているとは思いますが、2年目研修医を代表して、日々初心を忘れずに一歩ずつ前に進んでいくことをここに誓います。

これまで本当にありがとうございました、これからもよろしくお願いします。

（記念撮影）

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