【県病だより】新人ナース成長記2022 part.3
2022.12.08 更新
青森県立中央病院では、2022年度、31名の新卒看護師が採用になりました。
part.1、part.2と紹介してきましたが、このシリーズ最後に紹介する新人ナースは、9階西病棟の古川 蓮さん、6階東病棟の藤森 久仁恵さんです。二人は、毎年3月に更新される当院のリクルートサイト『JoinUs』にも掲載を予定しています。
9階西病棟 古川 蓮さん
古川さんは、9階西病棟の脳神経外科で術前術後の患者さんの観察や管理、その後の看護を行っています。撮影日は、担当患者さんを観察しながら、丁寧に業務を行っていました。
(緊急入院した患者さんに対応している様子)
Q. 病棟やスタッフの雰囲気などは?
脳出血や脳動脈奇形などの脳血管疾患の検査・手術をした患者さんがいます。緊急性も介助の必要度も高く、忙しい病棟ではありますが、先輩看護師やほかのスタッフも仲が良く笑顔が多いため、とても働きやすい職場だと感じています。
Q. 印象に残っている研修や、実際に役立っていることは?
人工呼吸器使用中の患者さんへの痰の吸引研修です。研修後に人工呼吸器を使用している患者さんを受け持った際、先輩看護師の指導を受けながら、実施することができました。
Q.周りからの言葉で、うれしかった、励みになった一言はありますか?
人工呼吸器を離脱し、車椅子を自分で操作して退院した患者さんから笑顔でお礼を言われたことは、励みになりました。
(患者さんの看護記録をつける様子)
Q.働き始めて半年が過ぎた今の感想は?
業務には少しずつ慣れ始めましたが、まだまだ分からないことが多いので、もっと勉強が必要であると毎日感じます。
9階西病棟 槻ノ木沢看護師長からのメッセージ
黙々と業務を実践しています。寡黙ですが患者さん・ご家族へ真摯な態度で接している姿は好印象がもてます。看護師は男性職員の少ない職場ですが、今後の更なる高齢化・重症化を考えれば男性看護師はもっと増えてほしいと思うので、よき先輩ナースとしてモデル的役割を担えるようになることを期待しています。
6階東病棟 藤森 久仁恵さん
藤森さんは、呼吸器内科・呼吸器外科のある6階東病棟で、清潔ケア、与薬、担当患者さんの検温・点滴・採血・処置などを行っています。撮影日は、検査を終えた患者さんのケアを先輩スタッフとともに行っていました。
(検査後の患者さんをベッドに移動させる様子)
Q.病棟の特徴や、スタッフの雰囲気などは?
化学療法、放射線治療、手術、酸素療法、胸腔ドレナージ、気管支鏡検査など、様々な目的で入院する患者さんがいて、とても忙しいですが協力し合って業務を行っています。
先輩方は、普段からコミュニケーションを取ってくださり、分からないことがあったら聞くことができるる環境を整えてくださっています。優しくて素敵な先輩がたくさんいます。
Q. 印象に残っている研修や、実際に役立っていることは?
静脈注射の研修です。研修で学んでからすぐに実施することができたので、印象に残っています。
Q.働き始めて半年が過ぎた今の感想は?
少しずつ業務に慣れてきて、一人でできることも増えてきたと思います。しかし、毎日のように新しいことやできないことがでてきて、落ち込むこともありますが、同期や先輩方に支えられて頑張ることができています。
今はまだ助けて頂くことも多く迷惑もたくさんかけていますが、チームに貢献できるるようにこれからも頑張っていきたいです。
(患者さんの状況について上司(先輩)に報告する様子)
Q.取りたい資格はありますか?
呼吸療法認定士の取得を考えています。
6階東病棟 中井看護師長からのメッセージ
周囲のサポートを受けながら、責任をもって丁寧に看護実践している努力がうかがえます。今後も先輩看護師の指導を受けながら、知識・技術を身につけ、いつも通り笑顔で明るく、そして患者さんに頼られる看護師に成長することを期待します。
3回にわたり新人ナース成長記を紹介しました。
それぞれが自分に与えられた業務を真摯に行っていました。他の新人ナースも同様に、周囲のサポートを受けて成長しながら、より良い看護を提供するために日々取り組んでいます。
【県病だより】では、引き続き看護部の研修会や取り組みについて掲載を予定しております。
採用情報について
青森県立中央病院ホームページには、リクルートサイト『JoinUs』があります。
看護師はもちろん、初期研修医、専攻医、医療技術職員の情報を掲載しているほか、勤務条件や採用日程などについても掲載しておりますので、ぜひご覧ください。