臨床心理支援部
診療スタッフ
部長 新井 陽(あらい あきら)【脳卒中診療部長、脳神経内科部長】
- 卒業年/平成11年
- 資格など/日本神経学会専門医、日本内科学会総合内科専門医・指導医、医学博士
- 得意分野/臨床神経学全般、パーキンソン病薬物療法、脳血管障害、認知症
- 臨床心理職 10名
副部長 藤井 学(ふじい あきら)【メンタルヘルス科部長、腫瘍心療科部長】
- 卒業年/平成15年
- 資格など/精神保健指導医、日本精神神経学会専門医・指導医、日本臨床精神神経薬理学会神経専門医・指導医、認知症サポート医
- 得意分野/精神医学一般
業務内容
臨床心理士による心理検査およびカウンセリング等
部長から
医療を受ける方々が抱える不安は、容易には言葉にしにくい要素があります。
- 病気に負ける弱い人間とは思われたくないから言いにくい
- 難しい病気などは家族に理解してもらえないと思うし家族には心配もかけたくないので話せない
- いつまで治療すれば良くなるのかわからないけれど先生たちは一生懸命やってくれているので質問しにくい
など、不安を胸にしまい込んで闘病を続ける人は少なくないと思います。しかし、不安を表出せずに耐えるだけでは、ストレスは日増しに大きくなり、身体機能や精神機能に影響を及ぼす場合もあります。
当院では2013年度より、脳神経内科、新生児科、メンタルヘルス科で臨床心理士を正職員として採用を始めました。その後も、院内各科で患者さんへの心理支援のニーズが高まり、2017年度から新たに中央診療部門の中に臨床心理支援部を設置し、心理職が院内で幅広い活動ができるように組織を整備しました。原則として、医師の指示があれば臨床心理支援部の心理職が心理検査やカウンセリングなどを行うことができます。
外来でも病棟でも、患者さんの病気の種類や病状に関係なく、心理支援を必要とする患者さんへの対応を充実させたいと思っていますので、主治医はじめ病院スタッフに相談の上ご活用いただければと思います。