LTFU外来(移植後長期フォローアップ外来)
1.LTFU外来とは
LTFU外来では、患者さんがより快適に不安なく日常生活を送れるように、患者さんのニーズに沿ったアドバイスや指導を行います。
造血幹細胞移植後退院され、外来通院をしている患者さんとその家族が対象です。
移植後看護について専門の研修を終えた病棟看護師が外来看護師と連携し、対応しています。
また、2018年から移植を受けた方へ他施設との情報共有や、健康管理を目的とした「造血細胞移植手帳」をお渡ししています。
移植を受けた患者さんは、再発のリスク・GVHD(※1)悪化のリスク・感染症のリスク・二次がんのリスクなど、さまざまなリスクを抱えながら日常生活を送ることになります。
よって患者さん自身が、自分自身のことを理解し対応していく自己管理能力(セルフケア能力)が大切となります。
※1 GVHD(輸血後移植片対宿主病)とは
他人の血液を輸血したときに、血液中の白血球が患者さんのからだを壊してしまう反応
2.LTFU外来の流れ
LTFU外来は、退院後初回受診日と同じ日に行います。
その後は、移植後1ヶ月、6ヶ月、1年、2年、3年、4年、5年目まで節目受診として行います。患者さんや御家族の希望に応じて受診することも可能です。
診療日 | 平日9:00~15:00 完全予約制、1回30分~1時間位 |
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料金 | 保険適応となり、300円~900円を負担していただきます。 |
場 所 | 移植後長期フォローアップ外来 (メンタルヘルス科向かい) |
問合先 | 血液内科外来 電話:017-726-8141 |

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