11月10日(水)に新人看護師を対象に感染管理研修会が行われました。
ノロウィルス感染症の拡大防止を想定して、排泄物および吐物の適切な処理方法を学びました。参加者40人が10グループに分かれて、各部署からの演習支援者(採用2年目の先輩看護師)の協力を得て行われました。
説明をしながらデモンストレーションをする様子
実際に演習を行う様子
この研修での総合的なチェックポイントとしては次の3つになります。
- 吐物の拡散をさせない
- 処理による環境及び自分自身を感染させない
- 順番通りにできる
ゴーグル、マスク、ガウン、手袋(2枚重ね)を着用します。
吐物の模擬物(ビスケットを砕いたもの)をテーブル上に置いています。
吐物が拡散しないようにぺーパータオルで覆います。
その上に0.5%に希釈したテキサント液をかけます。
外側から内側にむかって吐物を集めながら拭いていきます。
吐物をきれいに拭き終えたら2枚重ねしていた外側の手袋を脱いでいきます。
この時手袋の外側は汚染されているので注意して脱ぎます。
ガウン(防護具)も汚染しないように脱ぎます。
最後に汚染物を入れるビニール袋に脱いだガウン(防護具)と手袋を捨てて終了です。
参加者達の真剣に演習を行う様子がみられました。
実際の防護具や手袋を使用し、一連の流れをすることでイメージができ、今後の感染対策に役立つ研修会となりました。
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