当院医療従事者への新型コロナワクチン1回目の接種開始に伴い、現段階で集積された副反応の調査を行ったので、中間報告します。
これは、1回目接種を終えた方からの回答内容を基に作成しています(回答率44%)。
今後、ご自身でワクチン接種を受ける際の参考としてお役立てください。
令和3年4月2日
青森県立中央病院
新型コロナワクチン接種体制整備本部
新型コロナワクチン1回目接種後副反応調査の中間報告
当院医療従事者への新型コロナワクチン1回目の接種開始に伴い、現段階で集積された副反応の調査を行ったので、中間報告します。これは、1回目接種を終えた方からの回答内容を基に作成しています(回答率44%)。
今後、ご自身でワクチン接種を受ける際の参考としてお役立てください。
1.中間集計結果の概要
- 現段階において発生率の高い副反応は、「注射部位の痛み」「筋肉痛」でした。
- 「注射部位の痛み」「筋肉痛」では、2日目がピークとなり7日目には全員消失しました。
- 「注射部位の痛み」では男女差はあまりなかったものの、「筋肉痛」では女性のほうが発生率は高くなりました。
- 「疲労」、「頭痛」の発生率は低かったものの、7日目まで副反応が継続する事例も見られました。
- 日本での先行接種の医療従事者が記録した中間報告では、注射部位の痛み(約90%)、倦怠感・頭痛(約20%)等ですが、当院においてもおおよそ同じ傾向となりました。
- 重篤な副反応については、アナフィラキシーおよびアナフィラキシー前駆症状が各1症例ありましたが、いずれも回復しました。
2.副反応発生率(症状別)
3.副反応発生率(男女別)
4.今後の報告
新型コロナワクチン接種後副反応調査の結果については、随時更新します。