地域医療維持確保に向けた医師派遣等に関する協定を締結(県、弘前大学、青森県立中央病院)
2024.01.30 更新
令和6年1月26日、県、弘前大学、及び青森県立中央病院は、本県の地域医療の維持確保に向けた医師派遣等に関する連携を目的に協定を締結しました。
市町村などから寄せられる医師派遣の要望を共有し、三者で県全体の医療事情を勘案した上で、医師の派遣等について総合的に検討・調整し、より効果的な医師派遣・配置等につなげ、地域医療の維持確保を目指します。
県庁で行われた協定締結式には、当院の吉田茂昭病院事業管理者が出席しました。
吉田事業管理者は協定締結式で、次のように話しました。
- 当院では、これまでも医師が不足している地域の自治体病院等に医師派遣を行ってきたが、要望すべてに応えることは難しい状況だった。
- 知事からのご提案により、弘前大学と当院が、県に寄せられる市町村長からの医師派遣要請の情報を共有し、県全体の医療事情を勘案したうえで、派遣調整することができるようになり、効果的な医師派遣、地域医療支援を行っていけるものと思う。
- 人口減少が進む中で、県全体で将来像を共有しながらスムーズな医師派遣につなげるという、時宣を得た取り組みだと思う。
当院としては、県立病院として、県内の医療提供体制の確保・維持のため、これからもしっかりと取り組んでいきます。