医療福祉相談Q&A
医療費のこと
Q. ひと月の医療費はどのくらいになりますか?
A: 医療費はそれぞれの年齢や所得によって異なる、自己負担限度額という上限額があります。医療機関や薬局へ限度額適用認定証(非課税の方は限度額適用認定・標準負担額減額認定証)を提示またはマイナンバーカードでの限度額情報の提供をすることで、窓口での負担を自己負担限度額までとすることができます。
Q. 高額療養費制度とは何ですか?
A: 自己負担限度額を超えて医療費を支払った場合、超えた金額が支給される制度です。限度額適用認定証を申請し忘れた方も、高額療養費の支給を受けることで、最終的な医療費の自己負担は同じとなります。
しかし、長期入院や手術予定の方などは、高額請求となる場合もありますので、事前に認定証または限度額情報の提供をいただくことを提案しています。
詳しくは「高額療養費制度とは」をご覧ください。
Q. 限度額適用認定証はどこでもらえますか?
A: 加入している保険者が申請窓口となります。保険証に記載されていますので、ご確認ください。
また、マイナンバーカードにて限度額情報を提供する場合は、加入保険にかかわらず、受付に設置されている機械での登録対応ができます。その場合は限度額適用認定証の取得は不要となります。
Q. 限度額適用認定証を持っている、またはマイナンバーカードにて登録をしていれば、高額療養費を受給することはないのですか?
A: 同じ月に複数の医療機関を受診した場合や、入院と外来があった場合など、世帯合算となる可能性があり、高額療養費を受給できる場合があります。
詳しくは「高額療養費制度とは」をご覧ください。
傷病手当金のこと
Q. 病気やケガで働けないため仕事を休んでおり、収入がなく困っています。何か保障される制度はありませんか?
A: 病気やケガで仕事を休んでいる場合、給与を受けられない期間が連続3日以上ある場合、4日目より傷病手当金が受給できるかもしれません。支給期間は最長で、支給開始日から通算して1年6ケ月となっております。
詳しくは「傷病手当金とは」をご覧ください。
Q. 傷病手当金はどこへ申請すればいいのですか?
A: 加入している保険者が窓口となっています。詳しい申請方法は保険者もしくは勤務先の担当者の方へご確認ください。
Q. 誰でも傷病手当金をもらうことができますか?
A: 病気やケガをした時点で、市町村国保・後期高齢者医療・被扶養者になっている方は対象となりません。
介護保険のこと
Q. 介護サービスを利用するにはどうすればいいですか?
A: 日常生活に支援が必要となった際に、介護申請を行い、介護認定を受けることで各種サービスを利用することができます。
申請はお住いの市町村介護保険担当課で行い、申請を行うには本人・家族または住所地管轄の地域包括支援センターへ代理で行ってもらうことも可能です。
介護保険について詳しくは「介護保険制度とは」をご覧ください。
仕事のこと
Q. 治療しながら、仕事も続けていきたいと思っていますが、何か相談できますか?
A: 病気になり治療が必要となると、これまでのように働けなくなることが出てきます。その場合、仕事を続けていくことや、望ましい配慮など、治療をしながら働きたいという思いをサポートする両立支援制度があります。予約制ですが、青森産業保健総合支援センターでは出張相談の機会を設けています。
詳しくは青森産業保健総合支援センターをご覧ください。
Q. 治療を続けていくために、仕事を退職しました。体力的には不安があるが、できる仕事を探したいと思っています。仕事の相談も聞いてもらえますか?
A: 就職活動や再就職について、病状や治療・通院状況に合わせた仕事の相談を行っています。相談内容によっては、ご希望に沿える窓口の紹介や連携を行っており、ハローワーク青森の就職支援ナビゲーターによる出張相談も設けています。
詳しくは「ハローワーク青森による就職支援のご案内」をご覧ください。
お問い合わせ
医療連携部
医療福祉相談
TEL 017-726-8177