研修先として青森県立中央病院を選んだ理由を教えてください。

内科医として総合的な能力を身につけたいと思ったからです。青森県立中央病院は県内最大規模で多くの診療科がそれぞれ高度な専門医療を提供している病院です。また、総合診療部という救急・集中治療領域の疾患、多臓器疾患、および地域連携を担う診療科を中心とした研修体制も魅力でした。内科診療を深めるためには県下においては他にない施設と思い選択しました。

青森県立中央病院の内科専門医研修について教えて下さい。

総合診療部で半年間研修し、重症患者の治療・退院後ケアのマネジメントや、救急分野での緩和ケア、非がん疾患のターミナルケアについて主治医として研修させていただきました。総合診療部以外の各内科診療科のローテーションでも、それぞれで主体的に携わらせていただきました。研修が始まる前は「内科専門研修は初期研修の焼き直しではないか」と懐疑的に思うこともありましたが、経験できる内容は初期研修とは比べものにならないほど濃密でした。

今後の目標は？

サブスペシャリティーは内分泌・糖尿病の分野を専攻するつもりです。特に糖尿病はさまざまな疾患の背景となる疾患ですので、青森県立中央病院で学んだ内科の素地を活かして、広く・深く診療できる医師になりたいと思います。

青森県立中央病院での研修を考えている方へ

内科を志す方には、とにかくおすすめします！救急・集中治療から一般内科外来まで幅広く学べて、総合診療部ではつかず・離れずといった距離感でご指導いただけます。カンファレンスや勉強会も充実しており、アウトプット・フィードバックの機会が多いため、動き方や考え方といった問題を解決する力を養うことができたと思います。