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INTERVIEW 先輩の声インタビュー
看護師・保健師 作田 大空

急性期を学び、レベルの高い看護が身に付く

看護師・保健師作田 大空

青森県つがる市出身
2024年採用
青森中央学院大学卒業

勤務先として青森県立中央病院を選んだ理由

看護師としてのレベルを高めるために急性期看護を学びたいと思い、ドクターヘリの稼働が頻繁にある県病を選びました。また、学生時代に県病で実習を行い、看護師間だけでなく多職種間での連携も学べると感じたからです。

現在のご自身の主な業務について

循環器センター(8階東病棟)に配属され、心臓血管外科患者の周術期の看護をしています。手術直後の患者の多くはICUに入り全身管理を行いますが、病棟へ帰ってくる患者も稀にいるため、重症度は様々です。主な業務内容は、回診処置の介助や胸腔ドレーン挿入等の処置介助、バイタルサイン測定や創部観察、内服介助、入院患者の案内、退院指導、採血や点滴交換、抹消静脈確保など、多岐にわたります。

同僚や先輩の業務について

先輩はリーダー業務でチームの患者の業務調整などの采配や、医師とのミニカンファレンスで決まった治療方針をチームスタッフに情報共有しています。同僚は私と同じように、ICUやEICUからの退室患者の対応、入院や退院患者を受け持つなどしています。ただ、先輩はベテランのため、私と違ってテキパキと効率よく業務にあたっています。

今までの業務の中で印象に残っていること

「作田君になら任せられる」と仕事を任せられたり、「できるようになっていいね」などと褒められたときは嬉しかったです。また、患者さんが退院した後に、患者さんとご家族から感謝の手紙をもらった際には、もっと頑張ろうと思いました。
人工呼吸器を装着している患者さんを初めて受け持ちしたときは、心が折れそうでした。観察ポイントが多く、痰の吸引など呼吸のケアや、機械の設定なども定期的に観察して事故を予防しなくてはならないからです。先輩看護師が優しく丁寧に教えてくれたことで、何とか乗り越えることができました。

日々の業務で心がけていること

事故予防のために、小さなことでもメモして忘れないようにしています。特に、血圧に関する薬を多く扱うため、患者さんの血圧を測定してアセスメントしてから内服してもらいます。また、抗凝固薬や脈を遅くするような不整脈の薬もあるため、心電図のモニタリングが重要です。不安になったらすぐ先輩へ相談するようにしています。

看護師・保健師 作田 大空

やりがいを感じるとき

患者さんから感謝の言葉をいただいたり、患者さんの状態変化にいち早く気づき、悪化を事前に防げたときはやりがいを感じます。

県病の教育・研修体制について

1年目は4月から7月にかけて研修が多く、病棟で働くために必要な手技をたくさん学びます。中でも、7月に行われた抹消静脈路確保の研修は点滴を行う際に必要な手技となるため、1日かけて研修を行い、その後もプリセプターと練習しました。練習を重ねた後に実技試験があり、そこで合格をもらって初めて1人で取れるようになります。研修が少なくなる8月以降は病棟で学ぶことが多く、看護に必要な手技やアセスメント力は病棟の先輩からたくさん教わります。先輩の看護を見て学び、その後に先輩とペアになって自分の看護を見てもらって良かった点や改善点などフィードバックをもらいます。

今後の目標について

まずは一人前の看護師になることが目標です。看護技術や手技が完璧で、適切な看護アセスメントができるだけでなく、患者さんの心情に寄り添うことができる看護師を目指します。

今後、どのような資格を取得したいですか?

看護師免許の他、保健師免許も取得しています。入院患者さんの多くは、生活習慣が疎かになっていたり喫煙歴があるので、健康を底上げするために保健師になる道も考えています。

県病院局職員としての魅力

県職員であるため、福利厚生が充実していることが第一の魅力です。また、先輩も言っていますが、年間休日が多く、夏季休暇の取得も義務付けられています。リフレッシュできることも魅力のひとつです。

趣味・休日にしていること、その他

ゲームをしたり、YouTubeで動画をみたりしています。また、外出して買い物をしたり、ご飯を食べに行ったり様々です。夏季休暇は県外へ遊びに行きました。休暇を楽しんで、リフレッシュすることが大事だなと思います。
現場で働くと、様々な略語が飛び交うので、最初は何のことを言っているのか分かりませんでした。手術の術式に、MVRやMVP、AVRなどがあり、看護師になりたてのときは何の手術なのかさっぱり分かりませんでした。様々な略語についても、働き始めてから先輩から学びました。

県病院局への就職を考えている方へメッセージ

当院は急性期の患者さんが多いです。私は学生時代、急性期看護は絶対に向いていないだろうなと思っていましたが、先輩看護師が丁寧に手技の指導やアセスメントを行ってくれるため、たくさん成長することができます。時には自分の能力不足で心が折れそうなときもありましたが、先輩方が励ましてくれたり日頃から声をかけてくれているため、温かい職場だと思います。県病職員になって、ともにより良い看護を目指しましょう!

就職するまで分からなかったこと・知らなかったこと・不安だったことで後輩たちに伝えたいこと

先に述べた通り、私は急性期看護には不向きだろうと思っていましたが、先輩看護師が丁寧に手技の指導やアセスメントを行ってくれるため、たくさん成長することができます。
また、配属される診療科は希望にもよりますが、何年か経つと配属先が変更になることがあります。そのため、長い年月で見ると多くの疾患を学ぶことができますが、その分別れもあります。仲の良かった先輩の人事異動が発表されたときは少し悲しかったです。他診療科の入院も稀にあるため、配属された診療科以外の疾患も学ぶことができます。

とある1日のスケジュール

正規勤務時間(8:15〜17:00)

8:15 業務開始、情報収集
8:30 申し送り、受け持ち患者挨拶、点滴薬剤準備
9:00 清潔援助、回診介助、昼の内服薬準備
10:00 看護ケア(バイタルサイン測定、患者によっては気管吸引や体位交換を適宜行う)、心電図モニターチェック
11:00 血糖測定
11:30 食事のセッティング、経管栄養の実施
12:00 心電図モニターチェック
13:00 昼休み
14:00 看護ケア(バイタルサイン測定、患者によっては気管吸引や体位交換を適宜行う)、心電図モニターチェック
16:00 心電図モニターチェック、尿量・ドレーンの排液量・点滴残量の確認
17:00 申し送り、業務終了

※空き時間に看護記録の記入
※体位交換が必要な患者さんは最低2時間おきに施行

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