研修先として青森県立中央病院を選択した理由

私は学生時代から内科系を志しており、内科系の診療科が豊富である当院を実習先として何度も選択し訪れていました。どの診療科も指導体制がしっかり整えられていて、指導医の先生方が熱心に指導してくださいました。また、当直見学ではウォークイン患者から救急搬送患者まで研修医が主体となって診療している様子を見て、当院で研修をして多くの経験を積み、医師として成長していきたいと思いました

研修施設としての感想

研修医の数が多く、研修医室は和気あいあいとしています。頼りになる先輩や楽しい同期に囲まれて楽しい研修生活を送っています。研修医室は病院の最上階にあり、エレベーターホールからの景色がとてもきれいでお気に入りです。

指導医の先生について

多くの診療科で、研修開始時に「どんな研修がしたいか」を聞いてくださり、自分の希望に配慮して研修内容を考えていただけるので、明確な目標をもった研修をすることができます。

今までの業務の中で印象に残っていること

初めての当直で、検査や治療方針について何一つ自信を持って決められず非常に悔しい思いをしたのを覚えています。それからは自分が当直で担当した症例は、主訴、診断名、2年目研修医の先生から頂いたアドバイスや感じたことをメモに残すようにしています。そうすることで、少しずつ自力で診療できる範囲が広がってきているように感じます。

日々の業務で心がけていること

学生時代に、ほぼすべての診療科で実習をしてきていますが、研修医になって診療に参加できる範囲も広がったので、どの診療科を回るときにも、またゼロから学びに行く気持ちで研修をするように心がけています。

やりがいを感じるとき

入院患者さんの痛みや症状が改善したときにはやりがいを感じます。まだまだ自分だけで治療を行うという場面は少ないですが、いつか自分が主治医として携わるようになったときに、同じように症状を緩和する治療を行えたらと思います。

青森県立中央病院の教育・研修体制について

何と言っても当直での教育体制が整えられていると感じています。診療は自分で主体となって行いますが、2年目研修医の先輩と、内科系・外科系の指導医の先生にすぐに相談できる環境のため、悩んだことや不安なことは相談をして方針決定することができます。また、翌日のカンファレンスでは、救急部、総合診療部の先生からのフィードバックもあり、様々な考え方や知識を教えていただけるので、1回当直を経るごとに成長している実感があります。

今後の目標

将来を見据え、研修医のうちに幅広い症例を経験したいと考えています。

趣味・休日にしていること、その他

高校・大学時代の部活でオーケストラに所属していたことがあり、2年目研修医の先輩の紹介で青森市のアマチュアオーケストラに入団しました。金曜日の終業後や土日を中心に、演奏会に向けて練習に参加しています。
学生時代に心電図検定を受験し、学部5年生で2級、6年生で1級を取得しました。救急外来で検査結果のアセスメントに悩むことは多いですが、心電図だけはある程度の自信を持って読むことができ、同期や先輩から質問を受けることもあり、勉強してよかったと思います。