青森県立中央病院を選んだ理由

大学進学を機に青森県へと移り、大学生活を過ごしていく上で、青森県で就職したいと思いました。臨床分野、特に急性期での栄養管理に興味があったため、県病で働くことを決めました。

現在の主な業務は？

入院および外来で、循環器内科・心臓血管外科の患者さんの栄養管理に携わっています。入院中の患者さんに対しては、栄養状態の把握や食事摂取状況の確認、栄養補給量低下時の対応など行っております。また、栄養食事指導も積極的に展開しています。

やりがい

入院中、患者さんの栄養状態を栄養管理によって改善できたときにやりがいを感じます。特に、長く関わっていた患者さんが回復され退院されていく姿をみるととても嬉しく、管理栄養士としてチーム医療に携わることができたという実感が持てます。
栄養指導を実施した患者さんが退院して数ヶ月後に「指導を受けた内容を頑張って取り組んでいる。栄養士さんにお礼が言いたい。」とお電話をいただいたことがありました。指導した食事療法を継続していただけていること、またそれに対しお礼をいただけたことがとても嬉しかったです。

心がけていること

普段は栄養管理部の事務室で業務を行うのですが、患者さんや他職種の方とコミュニケーションを取りたいと考え、積極的に病棟を訪ねるように心がけています。患者さんと実際に会話をすると、カルテチェックだけでは分からなかった患者さんの栄養・食事についての情報を入手できることもあり、今後の栄養管理のプランに反映することができます。顔を見ただけで「食事の人だ」と言っていただけることもあるくらい、患者さんのもとを頻回に訪室しています。

青森県立中央病院の研修体制、今後の目標

1年目は、今後自分が担当となる診療科の栄養管理について主に指導していただきました。他にも、自分の担当と異なる診療科の栄養管理についても教えていただいたため、1年目で幅広い知識を得ることができました。
また、栄養管理部の先輩方の勧めで、青森県糖尿病療養指導士の資格を取得しました。糖尿病の病態や治療法、合併症など糖尿病療養に関わる知識を習得でき、実際の業務にも反映できています。
今後は医療現場に携わる管理栄養士として、病態栄養専門管理栄養士やNST専門療法士などの資格にも目を向けていきたいです。

青森県立中央病院への就職を考えている方へのメッセージ

青森県立中央病院は総合病院で診療科数も多く、さまざまな症例を経験できることから、やりがいが多い充実した環境だと考えております。また、新人教育や研修が充実していることも大きな魅力だと感じています。働き始めた当初は不安や緊張も大きかったのですが、業務を行っていくなかで自身のスキルアップを実感できています。
青森県外出身の私でも働いていてよかったと強く感じており、ぜひ、みなさんと一緒に働きたいです。

学生時代の思い出

学生時代は授業や実習に熱心に取り組んだほか、サークル活動やアルバイトも経験しました。サークル活動では他学科の友人や先輩後輩、アルバイトでは年代の異なる方とも積極的なコミュニケーションを心がけました。学生時代からさまざまな方と関わる機会があり、充実した学生生活を過ごすことができました。