学会への参加はもちろん、いくらでも経験を積める環境です。

初期研修医 佐藤理子

弘前市出身
弘前大学卒業後、初期研修医2年目として日々を過ごしている。

問:実際、県病で研修をしてみた感想はどうでしょう。
佐藤 思っていた通りに行かずに落ち込むことも多いですが、同期や先輩に相談したり励ましてもらえたりしています。先輩研修医からは教わる機会も多く、1年の違いでこんなに頼りになるのかと思います。
研修医同士での早朝勉強会や各診療科医師による勉強会を頻繁に行います。その上、希望すれば学会にも出られますし、やろうと思えばいくらでも経験を積める環境だと思います。

院長からのメッセージ

青森県立中央病院の今後の在り方について

当院の病院運営は、4年ごとに策定される経営計画プランに基づいて行われており、昨年度から平成30年度までの計画プランは「県立病院 第2期新成長プラン」となっています。我々はこのプランに則って病院運営を進めておりますが、今後は少し基本的な考え方を調整しながら進めていくことになります。それは「地域医療構想」との整合性が求められているからです、「地域医療構想」は、団塊の世代の全員が75歳以上になる2025年における地域医療の在り方を示すもので、平成26年の「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」の成立とそれに伴う医療法改正により、各都道府県において地域ごとに本構想を策定することが義務付けられています。その内容としては、すべての地域における医療需要を、病床機能毎に、高度急性期、急性期、回復期、慢性期に分類し、各病床機能の必要病床数を推計して、その需要に見合うべく医療提供体制を整えるとするもので、在宅医療等も含みます。青森県では構想区域を現在の二次医療圏に基づく6地域(津軽、八戸、青森、西北五、上十三、下北)としており、現在県側から提示されている素案では、青森県全体での全病床数を2割ほど削減し、病床機能の中で高度急性期、急性期病棟を減らして回復期病床に転換させていくこととしており、今後はそれぞれの地域における調整会議で順次決定していくことになります。当院の所在する青森区域でも県全体と同様の病床機能の再編が必要になります。本構想では構想を進めるための施策として「病床の機能分化と連携の推進」と「効率的かつ質の高い地域医療サービスの確保」を挙げています。前者は適切な医療提供のための余剰病床から不足病床への転換の促進であり、医療機関の役割分担を明確にし、必要があれば自治体病院の再編成を進めるということとしています。また、後者では各医療機関の連携を強化したうえで医療機能を集約化し、高度急性期医療を担い三次医療を提供する基幹病院の機能を強化することとしています。さらに、これらの施策を勧めるためには医療従事者の確保と育成は必要不可欠としています。

青森区域における本構想上の当院の役目としては、県全域を対象とした全国レベルの高度・専門医療の提供、政策医療、救急医療の継続、さらに地域医療の支援があります。我々はこれらを踏まえながら、「第2期 新成長プラン」を進めていく必要があります。これらを俯瞰すると、当院の今後あり方がみえてきます。それは「面」を見ながら「点」を見るということす。今まで当院に課せられてきた役割は、「面」である青森県全体の高度、専門、政策医療の提供が主でした。しかし、今後は「点」である青森区域における、より地域性を意識した医療提供が加えられることになります。

当院内においての治療の終了は、地域における医療過程の通過点に過ぎず、今後は地域における医療、さらには介護までの継続性を意識した医療提供が必要になります。患者に対してより長い時間軸での対応が求められますが、このためのツールが、地域連携パスであり、「あおもりメディカルネット」を軸とする情報ネットワークシステムです。今後はこれらをさらに駆使してより深くより密接に地域と連携することになるでしょう。

当院は、青森県全体の高度な医療提供を維持しながら、青森区域における地域医療の継続性の要(かなめ)、という極めて重い課題を課せられることになります。ただし、現在の経営計画プランのテーマは「~新しい医療モデルの創造を目指して~」です。我々が今後課せられる課題を、綿密に正確に対応していくことこそが、このテーマを達成するための過程と考えます。皆様とともに「新しい医療モデル」を創造していきたいと思います。

青森県立中央病院とは?

県民の健康をささえ安全で高度な医療を提供し患者さん中心の心あたたかな病院を目指します

良質で安全な医療の提供

  • チーム医療に基づく過不足のない医療の提供に努めます。
  • 患者さんの安全安心を第一に努めます。

患者さんの権利の尊重

  • インフォームドコンセント(説明と同意)に基づく信頼関係の構築に努めます。
  • 患者サービス、接遇の向上に努めます。

保健・医療・福祉との連携

  • 県の基幹病院として、関連する医療機関や団体との連携を深め、地域医療の充実に努めます。

臨床教育・研究の充実

  • 医師臨床研修の充実、質の高い医療従事者の育成に努めます。
  • 患者さんのための臨床研究を推奨し、医療水準の向上に努めます。

健全で効率的な病院経営

平成28年度募集要項

当病院は、東北地方でも有数の規模を誇る青森県唯一の県立総合病院です。
全国ランキングにも取り上げられるほどの豊富な症例数、多彩な放射線診断・治療装置を始めとした高度医療機器、充実した指導体制、活発な研究活動の奨励等、臨床での実力を身につけ専門の資格を取得するために、絶好の場を提供できると自負しています。

大学病院等高度医療機関や県内自治体病院等との連携を図り、効果的な研修プログラムを準備しており、本人の希望に沿った様々な組み合わせが可能です。
特に地域医療に意欲のある志を持った研修医を歓迎します。
当院で臨床研修医を志す皆様を、職員一同心からお待ちしております。

後期研修医も募集しています。

各診療科等の1年単位ごとに作成された研修プログラムに基いて研修を行います。本人の希望により関連施設の組み合わせも含め、ストレート研修(3年間同一診療科)、ローテート研修(複数診療科組み合わせ)も選択可能です。3年次には選考の上、海外派遣研修を実施します。

先輩からのメッセージ

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