検査と健康を結ぶ ~短命県返上に検査を生かす~ 【青森けんみん公開講座】
2024.08.20 更新
青森県立中央病院では、「検査と健康を結ぶ」をテーマに、令和6年度 青森けんみん公開講座を7月27日(土)に開催しました。
講演
- 短命県返上のための健診の役割
公益財団法人青森県総合健診センター 臨床検査技師 桜庭 厚 氏
健診:健康状態の確認
検診:特定の疾患の確認
短命県返上のためには健診を受けること、そして異常があったら病院を受診すること、生活を改善することが重要だとお話いただきました。 - 人間ドックの検査項目について
青森県立中央病院 臨床検査部 技師 田中 孔明
人間ドックの検査には、肥満、脂質異常、糖尿病など多くの項目があります。
検査項目が何を測っているのかを知っておくことで自分の体の状態を正確に把握し、健康を維持できるようにしましょう。 - 遺伝検査とゲノム医療
青森県立中央病院 臨床検査部・臨床遺伝科 部長 北澤 淳一
がんの発生と遺伝子の関連、ゲノム医療とコンパニオン診断などについてのお話をいたしました。
講演の様子と参加者の感想
- 演者から、足腰にあまり負担をかけずに全身運動ができ健康維持に良いノルディックウォークについての紹介があり興味を持った。
- 脂質異常や糖尿病などの検査について、ほとんどの病院で検査ができ、臨床検査技術の統一化や精度管理がしっかりと行われているので、どこの病院でも同様の結果が出るということを知った。
- その他、今回の公演を機に生活習慣を改善する、運動を習慣づける、また、ゲノム医療についても、医療はどんどん進んでいる、今後の医療の選択肢が広がっていくとの感想があった。