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臨床指標

《QI:医療の質を測定する臨床指標》

 日本病院会QIプロジェクト
当院は2016(平成28)年度から参加しています。

全国自治体病院協議会 医療の質の評価・公表等推進事業

《QC:医療の質を向上させるための具体的な取り組み》

2020年4月の時点では以下のプロジェクトの進行を支援しています。

PICC導入プロジェクト

中心静脈カテーテルとは、絶食中の高栄養点滴や抗がん剤の投与をする際に、体の中心に近い太い血管にカテーテルを留置することです。日常的に行われている医療行為ですが、時に重篤な問題を引き起こすことがあり、医療機能評価機構では、『中心静脈カテーテルの挿入の適応については、末梢挿入型中心静脈カテーテルによる代替えを含め、慎重に決定する』ことと提言しています。
 
末梢挿入型中心静脈カテーテル(以下PICCとする)とは、一般に肘付近の静脈からカテーテルを挿入する方法で、腕を曲げると流れにくくなる等のデメリットもあるものの、重篤な問題に至る危険を回避できます。
 
当院では、前述の機構の提言を受け、PICCを中心静脈カテーテルの選択肢のひとつとして導入すすることとしました。PICCの研修を受講した医師をプロジェクトマネジャーとし、医療安全管理室・研修を終了した医師が所属する診療科を担当する看護師・臨床工学部等、PICCに関わる多職種でPICC導入プロジェクトに取り組んでいます。
 
現在は、医師・看護師の手技の統一のため、医師については院内研修の修了を条件とした「登録制」とし、研修医については「院内研修修了証」を発行、看護師については「維持管理」研修の受講を原則必須とする制度を開始したところです。

入院支援セット検討プロジェクト

急な入院の際に、入院生活に必要な生活用品を患者さんやご家族の方が準備するのは、なかなかたいへんなことです。そこで、これらをセット化して提供するサービスについて検討しています。これまでのところ、どのような物品をセット化すべきか協議を進め、ある程度まで決まっています。今年度は、供給業者等との交渉を進めて年度内の導入を目指しています。

教育研修適正化プロジェクト

当院では豊富な職員教育の機会を設けていますが、一方で企画が過密で効率を上げたり十分な効果を発揮したりすることが難しくなってきています。そこで、昨年度より、教育の目的やターゲットや参加人数等の規模を明らかにし登録してもらうこととしました。今年度はその実績をみながら、規模に合わせた部屋の予約や、重要性に基づく優先度の評価、教育目的の達成度等を考慮し、院内教育の全体最適化を進める予定です。

新規機器・材料等導入過程適正化プロジェクト

当院では先進的な医療の実現のため、積極的に新しい機器・材料等を導入していますが、それらは院内の情報ネットワークに接続することでより便利に利用できたり、十分な周知や訓練を必要としたりと、円滑な利用開始のためには事前に多角的且つ十分な検討が必要です。これまでは、関連する部門がばらばらに検討していましたが、事態が複雑になると不整合が生じやすくなるため、今年度より、各個の事案に対してどのような準備が必要か組織横断的に協議する場を設けることとしています。

実施を予定・検討しているプロジェクト

職員間の接遇向上に向けたプロジェクト  職員間の良好なコミュニケーションの基盤となる接遇の向上を図るための具体的な活動や教育等について検討する予定です。
入院食事提供適正化プロジェクト(仮称)  入院患者さんに最も適した食事(食種)が入院当初から提供されるように、情報収集、判断、連絡といった一連のながれをより確実にする予定です。

完了したプロジェクト

特別食オーダ向上プロジェクト  入院している患者さんに適切な食事(食種)を提供できるよう、オーダ(指示)のミスを減らす取り組みを行い、特別食のオーダ率が全体で約10%向上しました。今後は「入院食事提供適正化プロジェクト(仮称)」として、仕切り直して強化を進めます。
  
栄養食事指導向上プロジェクト  病気の治療中は、さまざまな理由により食事が摂れなくなることがあるため、早い段階から管理栄養士が関わるよう変更し、今後は徐々に実績が上がると見込まれるため、2018年度末で完了としました。
  
推進プロジェクト  複雑化した現代の医療を支えるチーム医療の実現に向け、新採用者研修から始まる多職種連携教育(IPE:Inter-professional education)を企画し、方針の明確化と活動の具体化が済み、2018年度末で完了としました。
  
診察券更新プロジェクト  患者の安全性および利便性向上のために診察券のリニューアルを実施し、2017年度末に更新が完了しました。

業務改善活動報告会

2020年3月5日(木)に業務改善活動の報告会を開催し、院内各部門で取り組んできた以下の業務改善についての報告がありました。また、報告内容を青森県立中央病院医誌に特集として掲載しました。
 
★ 厨房における持続可能な環境美化に向けた多職種での取り組み 栄養管理部
★ 未コード化傷病名の削減について ニチイ学館(医事第一課)
★ リハビリテーション科における感染対策の取り組みについて リハビリテーション科
★ 当院放射線部における働き方改革等に伴うシフトのあり方と実態調査 放射線部

《CSES:医療の質を評価する患者満足度・職員満足度》

2019年11月に実施した患者満足度調査の結果を公開いたします。

  • 入院患者
    期間:2019年11月1日~30日
    対象:上記期間に当院を退院した患者(配布率58.6% 回答率54.9% 回答数421)
  • 退院患者
    期間:2019年11月5~8日・11日
    対象:上記期間に当院外来を受診した患者(配布率7.5% 回答率95.3% 回答数469)

《病院機能評価:医療の質を担保する基本的な活動が適切に実施されているかどうかの第三者評価》

関連ページ

「医療の質」総合管理センター

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