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院長あいさつ

ご挨拶

病院長 藤野 安弘

 
病院長 藤野 安弘当院の病院運営は4年ごとに策定される経営計画に基づいて行われており、平成27年度から実施された「県立病院第2期新成長プラン」は昨年度末で修了し、新年度から新たな経営計画として、「県立病院チャレンジ(挑戦)プラン」を策定しました(~令和4年度)。
 
このプラン名には、新たな気持ちで全病院を挙げて新時代にふさわしい病院の在り方を求めて積極的に挑んでいくという、我強い意志が込められています。新プランは、「更なる高度な専門医療の提供」と「地域医療支援・連携強化」が主な柱になりますが、前者ではがんゲノム医療の推進、ロボット支援手術の拡大、心血管疾患領域における新設のハイブリッド手術室の活用等を中心に、後者では入院前から退院後の療養生活まで切れ目のない支援による在宅医療・介護までの連携等を中心に進めていく予定です。
 
 現在進められている「地域医療構想」は、2025年における医療需給バランスの確立を目途として取り組まれているものですが、このなかで、当院は「唯一の県立総合病院として、県全域を対象とした急性期医療、高度医療、専門医療、政策医療を担い.今後も全国レベルの高度・専門医療を確保していくこと」が求められております。今後、医療体制をどのように整備していくことが、「県立病院チャレンジ(挑戦)プラン」と「地域医療構想」の双方の実現に向けて必要であるかを確認しながら、新たな医療モデルの創造に向けて前進するつもりでおります。ただし、この医療モデルの創造は、当院単独での努力では決して達成できるものではなく、地域内、さらには県内全体の医療提供体制を把握したうえで、各医療機関のご協力を得ながら進めていくべきものと考えています。
 
現在、地域全体で住民を支えるという地域包括ケアが進められています。当院でも迅速な後方病院への転院など切れ目のない医療継続が可能となるように、医療情報の提供と共有化に努めておりますが、これら医療連携の「要」となるのが、医療情報ネットワークである「あおもりメディカルネット」になります。当院としても円滑な医療連携実現のために、県内の数多くの医療機関が本システムへ参加されることを希望するものであります。
     
 当院は、都道府県がん診療連携拠点病院、第一種及び第二種感染症指定医療機関に加え、基幹災害拠点病院(ドクターヘリ運航基地病院)、原子力災害拠点病院に指定されており、平時のみならず緊急時においても県内で指導的立場を担える機能を有していると自負しておりますが、その遂行のためには現場で働く全ての医療スタッフの協力が必要になります。今般の「働き方改革」の示すところを的確に捉えながら、患者のみならず、診療に係る全ての医療スタッフが少しでも快適な環境が得られるようなシステムづくりを目指していくつもりです。
 
 創造するべき医療モデルの将来像が着実に実体化しているところでありますが、今後とも与えられた課題に的確に対応し、皆様のご協力を得ながら、皆様とともに進化し、新しい時代を築いていきたいと思っております。

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