青森県立中央病院

院長あいさつ

ご挨拶

病院長 藤野 安弘

青森県立中央病院長 藤野 安弘

当院は平成19年度より地方公営企業法全部適用の病院となっており、病院運営は4年ごとに策定される経営計画に基づいて行われています。
これまでの経営計画は『改革プラン』、『新成長プラン』、『第2期新成長プラン』、『チャレンジ(挑戦)プラン』となっており、令和5年度は新たなプランである『第2期チャレンジプラン ~ポストコロナに向けて~』の最初の一年になります。
本プランでは、前プランからの継続として高度・専門・政策医療の安全な提供を基本としながら、医師も含めた医療スタッフの働き方改革や5疾病5事業に新たに加えられる新興感染症等対策事業についても医療環境、社会環境を踏まえながら柔軟に対応していくつもりです。

新型コロナ感染症は、感染患者の入院調整に加え、医療スタッフ側の感染や濃厚接触による出勤停止など、当院の診療体制に極めて大きな影響を及ぼしました。
今春本感染症は2類から5類感染症に移行しましたが、今後も充分な感染対策を継続しながら、出来るだけ速やかに本感染症拡大前の医療提供体制に復帰するべく進めてまいります。

さて、「地域医療構想」は、2025年における医療需給バランスの確立を目途とするものであり、本構想における当院の役割は「唯一の県立総合病院として県全域を対象とする全国レベルの高度・専門医療の確保」でありますが、加えて当院には圏域内における基幹病院としての役割も課せられています。

本構想後の長期的な視野に立って医療需給バランスを俯瞰してみますと、県全体、各圏域において急速な人口減少が始まります。高齢化の進行を踏まえても、より人口減少の影響が強くなるため、今後のいずれかの時点から医療需要は低下し続けていくことになります。当院としても医療需要の減少という新たな事態に対応するための体制を構築していく必要があります。

このため、当院は青森市民病院と共同で「県立中央病院と青森市民病院の在り方検討協議会」を令和3年5月に設置し、種々の観点から今後の両病院の進むべき方向を検討していただき、その結果協議会から「共同経営の上、統合病院を新築整備することが最も望ましい」との提言をいただいております。この提言を受け、今後両病院の共同経営・統合新病院の早期整備に向けて検討を進めてまいります。

医療DX(Digital Transformation)は、医療情報やデータをデジタル技術により標準化・共通化しながら生活スタイルを変えていくことを意味しますが、当院ではその一環として新たにPHR(Personal Health Record)を昨年末より導入しました。

PHRは個人の医療情報を自身で管理するシステムであり、同意があればあらゆる現場においてその情報を共有することができます。今後このシステムを広く展開させ、より密接な地域連携を実現できるよう進めていくつもりです。
ポストコロナに向けて、また新たに病院全体で挑戦し進化し続けていきいと思っております、今後ともご協力よろしくお願い申し上げます。

NOBORI PHR・医療情報共有アプリ
診療日

月曜日〜金曜日
新患 | 8:20〜11:30
再来 | 7:45〜11:30

※午後は原則一部診療科と特殊外来のみ

休診日

土曜日・日曜日・祝日
年末年始(12/29〜1/3)

※診療科によっては受付時間の変更または曜日による休診がございます。
詳しくは「外来診療担当医表」をご覧ください。

青森県立中央病院の外観

青森県立中央病院

〒030-8553 青森県青森市東造道2丁目1-1
電話 017-726-8111
FAX. 017-726-8325

県立中央病院への交通アクセス

診療時間 交通アクセス よくある質問 お問い合わせ 電話する