薬剤部ホームページ
オーダリング
青森県立中央病院では、オーダリング・システムの導入により、従来のように患者さんが処方箋や伝票を持ち歩くことはなく、処方箋発行・検査依頼・会計等はコンピュータを介して行われます。また、情報の管理も大きな特徴です。 当院で使用している処方医薬品は約1,300品目、院外処方箋で出される医薬品は、約2,000品目あり、それらの医薬品には膨大な情報が付随しています。厚生労働省や製薬会社からは、副作用情報や安全情報が出されます。 患者さん中心の安全な、よりよい医療を目指し、薬剤部ではオーダリング・システムに次のような情報を組み入れています。
- 薬剤の併用に関する禁忌情報、警告情報
- 同効薬(他科および90日前までの警告)
- 妊産婦禁忌薬剤
- 患者禁忌薬剤・ペニシリン系・ピリン系・ヨード系・キシロカイン系
- 内服薬の最大投与量
- 粉砕不可薬剤
- 分割不可薬剤
- 副作用情報、警告・禁忌情報
- 最大投与日数
服薬上の注意
(1)お薬の袋に記載されている用法に従って飲みましょう。
服薬回数、時間により薬効・副作用に影響が出ます。 記載通りに飲めない場合には、医師または薬剤師に相談してください。
(2)他人のお薬は、飲まないようにしましょう
同じお薬でも、患者さんの病気、状態、年齢、体重、体質、その時の症状、又併用薬との組み合わせ等により処方されています。 自分のお薬を他の人にあげたり、他の人のお薬は、飲まないようにしましょう。
(3)古いお薬は、飲まないようにしましょう。
お薬にも使用期限があります。また、病院のお薬は、診察を受けられた時の患者さんの症状により処方されるものですから、見かけは同じでも違うことがあります。古いお薬は使用せず、診察後の新しいお薬を使用するようにして下さい。
(4)お薬の保管方法は薬袋に記載されています
お薬の保管方法には、『気密容器で室温保存』『遮光保存』や『凍結を避け、冷暗所保存』『冷蔵庫に保存しないこと』等の保存方法の記載があります。特に、湿度の高い梅雨時から夏の期間は、高温・多湿を避けて缶のまま冷蔵庫に保存しましょう。しかし、薬袋に『冷所保存』と記載されているお薬は、いつも冷蔵庫に保存し、『冷蔵庫に保存しないこと』の記載のあるお薬は、直射日光を避け室温で保存してください。
(5)お薬の副作用
どんな良薬であっても人体にとっては異物ですので、残念なことに『全く副作用のないお薬』はありません。 副作用を防ぐためのお薬が同時に処方される場合もありますが、医薬品は有効性と安全性のバランスの上に成り立っています。重大な副作用は、ごく稀にしか起こらない反面、その副作用を予見するのは、非常に困難であるとされています。 重大な副作用を避けるために、 お薬を飲んでから、いつもと違っておかしいと感じられた時は、お薬の服用をやめて、医師又は、薬剤師にご相談ください。 急を要する場合は、救命センターを受診してください。
市民のための相談窓口
青森県薬剤師会薬事情報センター 電話: 017-742-8822
日本中毒情報センター 中毒110番:072-727-2499(24時間、365日)
入院される患者さんに
当院では薬剤師が、医師・看護師と共に医療チームの一員として入院した患者さんに使用される医薬品の有効性及び安全性の確保を図るために、 医師の依頼を受けて、次のような仕事をしています。
- 患者さんが今まで服用してきた薬剤の確認
- 過去に経験したアレルギー・副作用の確認
- 薬剤の使用歴(薬歴)表を作成
- 薬の作用の説明
- 服用方法の注意(飲み忘れたときの対応、同時に服用してはいけない食べ物)の説明
- 一緒に服用している薬の飲み合わせのチェック
- 退院後も入院中と同じように正しく服用できるかを確認
現在このような業務は、内分泌内科、循環器科、消化器内科・腫瘍内科、リウマチ膠原病内科、血液内科、整形外科、心臓血管外科、外科、眼科、泌尿器科の入院患者さんに行っていますが、 将来的には全患者さんに行いたいと考えています。
ミキシング
当薬剤部では、外来治療センターでおこなっている化学療法のための注射薬(抗がん剤)の混合調製をしています。抗がん剤は毒性が強く、取り扱い方法が難しいものもあるため、処方内容のチェックをおこなってからクリーンルーム(無菌室)で調製をおこない、より安全性の高い薬品の供給に努めています。
調製する時の留意点
- 投与量(身長・体重によって異なる)や投与間隔をチェックする。
- 薬品の組み合わせのチェックをする。 (混ぜると濁ったり、効果が落ちたりする組み合わせがある)
- 無菌的状態で作業をおこなうように気をつける。




