ここから本文です

医療管理監

医療管理監

がん診療センター長  棟方 正樹 棟方 正樹 (むなかた まさき) がん対策担当
【がん診療センター長、消化器内科部長】
卒業年/昭和63年 
卒業大学/弘前大学
資格など/日本消化器病学会指導医、日本消化器内視鏡学会指導医、
     日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医・指導医、
     日本がん治療暫定教育医、日本内科学会認定内科医
得意分野/消化器病学、臨床腫瘍学

 

医療管理監 小野正人小野 正人(おの まさと)  健康政策担当
【臨床工学部長、健康推進室長】
卒業年/昭和53年 卒業大学/京都府立医科大学
資格など/
得意分野/生活習慣病、 食事運動療法の実践とカウンセリング、
     県域への健康増進事業の伝播・組織育成、寝たきり予防、
     脱短命県への具体的事業の実践

 

健康政策担当から

2009年、県全域に健康増進事業(寝たきり予防、メディコトリム 以後メディコ事業と略す)を立ち上げました。2016年度までに、40のうちの16市町村に同事業を立ち上げる事ができました。その後、より若年層の参加者が参加しやすい企業、公共機関を標的として事業を進めております。
 
これまでに県警本部、青森 弘前、八戸の各警察、教育庁、みちのく銀行、五所川原農林高校教員、東北電力青森支店などのオファーに応じて介入を行いました。中間報告では、みちのく銀行、教育庁のたった2時間弱ぽっきりの運動と、講義での指導だけ参加者の過半数以上が有意な減量に成功しております。県庁への軽い介入(たった2時間弱ぽっきりの運動と、講義での指導)だけで、参加者の40%前後に有意な減量効果が認められています。
 
平均寿命は男が全国ワースト1になってからほぼ45年、女は20年が経過しています。しかも断トツの1位です。健康関連の各種調査によると青森県の児童生徒における最近の肥満出現率は、ほぼ全国でもトップクラスで、成人も男女とも同様であります。つまり青森は大人、子供問わず肥満県であります。
 
また、健康関連の調査では常習飲酒率、喫煙率(男)などは言うまでもなく、食塩消費量、カップ麺の消費量、清涼飲料水の消費量などが残念ながら1位です。その反対に健康的な習慣の指標である野菜摂取量特に緑黄色野菜、歩行数などはかなり下位にランクされています。
 
そもそも生活習慣はある日突然身につくものではなく、幼少時から家庭や学校での生活を通じてついてしまうものなのです。その結果としての短命青森があるわけで、明らかに生活習慣の負の連鎖が起こっていると言わなければなりません。
 
最短命県からの脱出には若い両親とその子供の間で負の連鎖を断ち切るほかに方法がないことは、賢明な皆さんは自明のことかと思います。5年前から教育畑を“脱短命のための健康教養増進のエンジン”とすることを目的として重点的にこのことを伝えてきました。いままで小学校32校、中学校7校、高等学校6校、教員、PTA関係を相手に27回、計72回講演を行いました。しかしこれらは、県教育庁からの勧誘を起点にしたものがわずかにあるほかは、既に講演を行った学校の関係者からの細々とした他校への口コミなどで行われています。
 
ゆえに熱心な地区からは講演依頼が多く、振り向かない地域は無風のままです。もう少し全県的にシステマティックな講演活動が集中的にできる環境が整えば、あの脱短命のスローガンも少しは、ほんとっぽく聞こえるのではないかと思っております。
 
学校を中心とした健康教養増進活動は構造的に健康と教育行政のはざまの問題であり、行政間のたて割り、および県と市町村のたて割りの谷間に陥りやすいものであります。脱短命を本気でやる気ならば、教育畑と保健福祉畑のあいだで、やや強引かつ強力な相互協力が必要なのですが、誰かそんな覚悟と気合の入った政治家ないし、心ある保険教育畑の関係者いませんか? 我こそはという方は、是非ご一報をよろしくお願いします。
 

このページのTOPへ

 

このページを印刷する
本文はここまでです