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耳鼻咽喉科・頭頸部外科

耳鼻咽喉科・頭頸部外科の新着情報

診療スタッフ

部長 太田 修司(おおた しゅうじ)
卒業年/昭和57年 卒業大学/順天堂大学
資格など/日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医
得意分野/耳鼻咽喉科・頭頸部領域の手術的治療、睡眠時無呼吸症候群関連、喉頭疾患の治療
副部長 井上 卓(いのうえ たく)
卒業年/平成10年 卒業大学/弘前大学
資格など/日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医、補聴器適合判定医、補聴器相談医
得意分野/副鼻腔内視鏡手術、難聴の関連・補聴器の適合
医師 長岐 孝彦(ながき たかひこ)
卒業年/平成16年 卒業大学/弘前大学
資格など/
得意分野/内耳疾患の診断と治療

診療内容

1.難聴・耳鳴・めまいの診断と治療
神経耳科として急性難聴に対する治療を多く手がけています。
従来は入院して行っていた鼓膜穿孔に対する手術を外来で行うようになりました(テルダーミスによる鼓膜穿孔閉鎖術)。
2.顔面神経麻痺の治療
中耳疾患や耳下腺腫瘍に起因することもある末梢性顔面神経麻痺に対して、積極的に治療しています。
3.アレルギー性鼻炎・花粉症に対するレーザー治療
薬剤の効果が得られにくい鼻閉型に対してレーザー治療を取り入れています。
4.鼻内視鏡手術
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻茸(鼻ポリープ)など、鼻疾患に対する手術を内視鏡下に行い、術後は鼻内視鏡外来で治療を行っています。
5.ピシバニール注入療法
口腔底ガマ腫や手術が困難な嚢胞性疾患に対してピシバニール注入療法(OK-432注入療法)を数多く経験しています。
6.睡眠時無呼吸に対する診断と治療
終夜睡眠検査(精密検査、簡易検査)を積極的に行っています。閉塞型睡眠時無呼吸症候群の場合、CPAP療法以外に咽頭形成術や鼻内手術で改善できる場合があり、診断から治療まで一連の流れで実施しています。金曜日午後に睡眠時無呼吸外来(CPAP外来)を行っています。
7.顔面・頭頸部領域の急性炎症・外傷・異物
特に気道確保を必要とする種々の急性疾患に対して、常時診療できる体制をとっています。難治性の鼻出血症に対して、血管塞栓術による止血術が可能です(放射線部の協力)。
8.音声障害・嚥下障害に対する手術治療
声帯の麻痺(大動脈瘤などの胸部外科疾患や甲状腺疾患が原因)による声のかすれに対して手術治療(側頭筋筋膜移植による声帯内方移動術)を行っています。
脳梗塞後の嚥下障害に対する輪状咽頭筋切断術を施行しています。
9.頭頸部腫瘍に対する診断と治療
頸部リンパ節の腫脹には耳鼻咽喉科・頭頸部領域の総合的な診断が欠かせません。
手術、放射線治療、癌化学療法を総合的に行っています。
頭頸部癌(主に舌癌や下咽頭癌)に対して動注化学療法を積極的に取り入れています(放射線部の協力)。
下咽頭癌手術に必要な遊離空腸による再建術が可能です(外科との共同手術)。甲状腺・副甲状腺腫瘍に対する手術治療を行っています。

得意分野

耳鼻咽喉科・頭頸部領域の手術治療

鼻閉、睡眠時無呼吸、呼吸障害など上気道疾患に関する診断と治療

聴覚、嗅覚障害のほかに音声障害、嚥下障害等に対する機能回復手術

部長から

 平成20年4月1日から「耳鼻いんこう科」は「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」と名称がかわりました。
 耳鼻科で人が死ぬことがあるということを聞いて驚かれる人もいますが、耳鼻科領域に発生する悪性の腫瘍を総称して頭頸部癌(とうけいぶがん)といい、喉頭癌(声を出す声帯およびその周囲)、下咽頭癌(食道の入り口部分)、舌癌、上顎癌などが代表です。頸部(首)にはリンパ節があり、癌のリンパ節転移以外にもいろいろな原因による首のはれものを手術することがあるため、頭頸部外科という名称が使われるようになっています。
 しかし、がんの場合など、進行した状態で初めて受診する患者さんが少なくありません。特に問題になるのは、声のかすれと首のしこり(はれもの)です。首にはしこりがあること自体があってはならないことです。その大部分が、「痛みがないからそのままにしていた」と話します。重大な病気である可能性がありますので、早めの診察をお勧めします。
 診療範囲は比較的広く、耳、鼻、のどだけではなく、鎖骨から上の、眼科、脳神経外科、歯科的疾患を除く顔面、頭頸部の異常を取り扱います。特徴としては、聴覚、平衡覚、味覚や嗅覚など、五感のうちの多くに関係していること、他の人とのコミュニケーション手段である音声機能障害や顔面神経麻痺の診療をすること、呼吸と食べることの最初の部分にあたるため、呼吸困難や睡眠時無呼吸、嚥下困難・咀嚼に関するトラブルにも関係します。
 耳鼻科は外科系診療科になりますが、内科的治療から外科的治療まで治療の選択肢も幅広いと言えます。たとえば、アレルギー性鼻炎に対する薬物療法から、レーザー治療、そして手術。睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP療法から手術。また、嗄声、嚥下障害・誤嚥に対する手術治療もあり、機能回復外科という概念もあります。
 当科は機動力を活かしての、迅速な治療の完結を基本としています。最後に、好きな言葉は「神出鬼没」「明日やることは今日のうちに」です。